男の顔と体で実際に試し、写真で比べた女装のやり方をまとめている。
女装をやってみたい。
ただ、女装を始めようとすると、必要なものが多すぎる。
メイク、服、ウィッグ、下着、体型、姿勢、外出。
全部調べてから始めようとすると、たぶん一生始まらない。
『こっそり女装計画』では、男の顔と体から女装を始める方法をまとめている。
青ヒゲも肩幅もなかったことにはしない。
女子向けのメイクをそのまま真似して、鏡の前で首をかしげる時間を少し減らしたい。
女装は才能じゃなく準備ゲーだ。順番を間違えた人から脱落していく。
全部を上から読む必要はないが、まだ何から手をつけるか決まっていないなら、これから紹介する流れに沿って進めると迷いにくい。
女装を始める
女装は、服を着れば完成するほど親切ではない。
とはいえ、最初から全部そろえる必要もない。
ウィッグ、服、メイクのどこから始めるか。
必要なものと、女装が全身へ広がっていく流れをまとめている。
女装メイク
目を大きく描けば女子になるなら話は早い。
実際は、青ヒゲ、眉、肌の色、頬、口元が全部しぶとく残る。
僕ら男の顔にメイクを乗せる順番と、道具の選び方をまとめている。

派手でないメイクでも女子っぽさが激アップする
女装ファッション
女子が着てかわいい服と、僕らが着て形になる服は同じとは限らない。
肩幅、腰の位置、太もも、丈の切れ目。
服単体のかわいさより、全身でどう見えるかを比べている。
同じ顔、同じ体でも、服が違うだけで、雰囲気がぜんぜん変わる。

左:女装前 中:ワンピ 右:パンツスタイル 派手でなくても服を変えると印象が大きく変わる
女装の体型カバー
男の体を全部隠すと、全てを隠しているただの塊になる。
肩を隠したら胴が太くなり、脚を隠したら全身が重くなる。
僕らの骨格を残したまま、肩、腰、お腹、脚の線をどう変えるかをまとめている。

同じワンピースでも、ウエスト位置を作るだけで印象が変わる。体型を変えなくても、視線の集まる場所をずらせばラインは作れる。
↑のように、どう見えているかを把握して、どうごまかすかを決める。
女装の姿勢と動き
鏡の前ではいいのに、座った瞬間に膝が開く。
歩けば歩幅が広がり、スマホを持てば肩幅が復活する。
男は油断するとすぐ戻ってくる。
歩いた瞬間、立ち止まった瞬間、座った瞬間に「あれ?」ってなる。
その正体は、服でもメイクでもなく身体の使い方だ。

脚さえ揃えてればOK!ってわけじゃない。片脚をほんの少し前に出したり、少し横に流すだけで、柔らかく見える。

足が開いているだけで、立ち姿が完全に男になる。腕の力も抜くと、さらに雰囲気がやわらぐ
女装で外出する
外へ出ると、メイクや服以外の問題が増える。
どこで着替えるか。
声を出す場面をどう減らすか。
トイレはどうするか。
疲れたときにどこへ逃げるか。
女装外出の準備、移動、行き先、困りごとをまとめている。
今つまずいているところから読む
女装は、メイクも服もそろえたあとに、妙に細かいところで悩む。
口まわりだけ青く、肩だけ横へ張り、腰の切れ目がない。 座れば手と脚が迷子になり、外へ出れば最後はトイレが待っている。 そんな困っていることがあれば、以下を確認してほしい。
ファンデを重ねても青ヒゲが残る
口まわりの青みを肌色のファンデだけで押し切ると、そこだけ灰色になったり厚くなったりする。 僕らのヒゲは、隠す前にオレンジで青みをずらすと、ファンデを重ねる量を減らせる。 朝は隠れていたのに、夕方になると口まわりだけ男が出てくる人にもつながる話だ。

ファンデの前にオレンジのコントロールカラーを入れると青が目立たなくなる。
👉 青ヒゲを隠すコンシーラー入門|オレンジ補正で口まわりをきれいに見せる方法
服を着ると肩幅が余計に広がる
肩を隠そうとして布を足すと、上半身が大きな塊になることがある。 首元の縦の開き、肩線の位置、下へ落ちる素材を使うと、肩の端だけが強く残りにくい。 広い肩を消すのではなく、横の線をどこで切るかを服で変えていく。
👉 肩幅を自然に見せる服とコーデ|女装でも華奢に見える選び方
ウエストを締めても胴がまっすぐ
お腹を細く締めても、胸から腰までが一本につながると、くびれは出にくい。 僕らの体では細さだけでなく、上半身と腰の境界をどの高さに置くかで全身の比率が変わる。 トップスの丈、下着、姿勢を使って、ウエストの位置を一段上へ持っていく。

ウエストがなければ作ればいい。ベルトをするだけでウエストができる。
👉 女装のくびれはどこに作るか|細さじゃなく位置を決める
座ると膝と手の置き場に困る
膝を閉じることだけ考えると、太ももに力が入り、肩や手まで固くなる。 僕も写真で比べるまで、脚だけ直せば何とかなると思っていた。 片脚の位置、手、バッグまで一緒に変えると、座った全身がバラバラになりにくい。

👉 女装で座り姿を女子っぽくする|脚・手・バッグで差をつける
女装外出で、どのトイレへ入るか迷う
女装外出で一気に現実へ引き戻されるのがトイレだ。 当然僕らは(僕のように、ただの変態で女装しているなら)女子トイレを使えない。基本は男子トイレへ入る。 多目的トイレを使う場面や、周囲を驚かせにくい入り方まで、外へ出る前に考えておきたいことをまとめている。
👉 女装で外出するときのトイレ事情ガイド|安心して使うための工夫とマナー
僕が試した女装を書く
僕は18歳の頃から女装を続けている。
けれど、年数だけで何でもうまくなるほど女装は甘くない。
今も外で鏡やガラスに僕が写ると、肩が広い、腰がない、脚が太いとゲッソリすることが多い。
そのたびに丈を変え、立ち方を変え、メイクをやり直す。
『こっそり女装計画』では、うまくいった方法だけでなく、失敗したことも書いている。
完成した女子になる方法ではなく、僕らの男の顔と体で、どこまで変えられるかを試していく。
メガネをかけたら、顔の線が思った以上に変わった
女装でメガネを使う前は、目元をごまかす小物くらいに思っていた。 でも丸い形、四角い形、フレームの太さや色まで比べると、眉や鼻筋、前髪との境界まで変わる。 メイクを足す以外にも、顔を変える方法はあった。

メガネがあるだけでなんとなく全てをごまかせる
座った瞬間、自分でも男っぽさに気づいた
立っているときは気にならなくても、椅子に座ると膝が開いたり、手の置き場に困ったりする。 写真で比べると、脚だけ変えるより、手やバッグの位置まで変えたほうが全身の形に差が出た。 女装は正面で立っている姿だけ見ていても分からないことが多い。

「僕、男だ」と思ったら、脚の位置を変えると女子に戻れる
👉 女装で座り姿を女子っぽくする|脚・手・バッグで差をつける
制服とかコスプレは苦手だと思っていたけど
僕はもともとコスプレが少し苦手で、制服なんて無理だと思っていた。(今でもだけど・・・) それでも実際に着て、スカート丈やソックス、リボン、ワッペン、スクールバッグまで試していくと、組み合わせ次第である程度形になることもある。 苦手だと思っていたものでも、チャレンジしてみると意外な発見があるかも。

フル装備すると、外出は難しくても夜遊びなら十分楽しめる
👉 女装で制服コスプレを楽しむ|スカート丈・ソックス・バッグまで整える着方
女装の先にある話
身体の変化や欲望、夜の話はdeepへ移している。
表のこっそり女装計画は、メイク、服、体型、姿勢、外出が中心だ。
もう少し奥へ行きたい人は、こちらへ。
👉 こっそり女装計画 deepな世界
どこから読むか迷ったら
メイクからでも、服からでも、女装は始められる。
まだ自分の入口が決まっていないなら、全体ガイドで今できそうなところを探せる。