お尻は超気持ちいい。
しかし、その気持ちよさを実感し理解するためには、努力が必要なのだが、そんな努力は決して無駄にはならないくらいお気持ちよいのだ。
お尻の気持ち良さを最大限に引き出す開発をするために、事前準備として必要な事項をご紹介する。
アナル開発に、興味があってもやり方が分からない人や躊躇している人、または一度挑戦したものの途中で諦めた人もいるかもしれない。
そのような方々のご参考になれば幸いだ。
特に、挑戦したものの痛みや異物感で途中で断念した人は、事前準備が不足していた可能性があるので、ぜひご一読してほしい。
目次
気持ち良いおしり
何度も言うが男のお尻は気持ち良い。
しかしたいていの人は、すぐには気持ち良さに気がつくことができない。
なぜなら、お尻の気持ちよさは射精と違い、じんわりと気持ち良いからだ。
というと、『じんわり』と言うとインパクトがないが、ぶっちゃけカダラだトロトロになるくらい気持ち良い。
しかし、多くの人は、すぐにその気持ち良さに気づくことができない。
なぜなら、お尻の気持ち良さは昼寝とは異なり、じんわりとした感覚であるためだ。
『じんわり』という表現はインパクトに欠けるかもしれないが、ぶっちゃけ体がトロトロになるような気持ち良さと心地よさを感じることができる。
受け入れる準備
お尻の穴を排便にしか使っていないのに、急に違う使い方をすると痛みや違和感しか感じることができない。
気持ち良くするには、以下が必要だ。
①挿入を受け入れる準備
②開発
②の開発を行い、どこをどのように触れば気持ち良いのか『場所』と『感じ方』を知る必要がある。
しかし、①でしっかりと準備ができていない状態で、開発を行うと苦痛を伴い、うまくいかない。
①②を同時進行することもできなくないが、開発時に苦痛が伴えば開発自体が楽しくなくなってしまう。
楽しく開発するために、焦らず①を完璧にしておきたい。
ここでは、①挿入を受け入れる準備を、無理なく間違いなく上手くいく方法を紹介する。
将来の夢
お尻をどういう風に使うかによるが、必ずしもアナルの拡張は必要ない。
エッチなお姉さんのペニバンに激しく犯されたり、極太の男性と激しく楽しむのであれば、お尻の拡張が必要かもしれない。
エネマグラなどのお尻向けのグッズを穏やかに使用したり、通常サイズのおちんちんが入ってくる程度であれば、拡張などする必要がなく、まずは以下の2点だけ行えばよい。
- お尻の穴の心を開く
- 異物感に慣れさせる
お尻の穴の心を開く
通常、お尻の穴は出口専用であり、外からの侵入を拒絶する。
出口としての開放時には500円玉サイズまで広がるのだが、穴の入口が『入口』であることを認識していない状態であれば、
入口の筋肉が緊張し拒絶するため小指1本ですら通すのが難しい状況だ。
そこで、この融通が効かない肛門(門番)の心を開くための対策が必要となる。
リラックスして柔軟に受け入れる『心』と『カラダ』持ってもらう必要がある。
必要なもの
次の段階の挿入に慣れるためには、挿入するモノが必要になるが、最初から準備する必要はない。
なぜなら、『気持ちいいお尻』にするための一番の鬼門はこの門番の攻略だからだ。
ここをクリアしてから準備すればよい。(ここで挫折してしまう人もいると思う)
- ワセリン(ローションでも)
- 指サック
お尻の入口をほぐす時に爪が当たったり、
指に付着している塩分や油分が、入口の門番に大きな負担となる。
また、乾燥した状態で触れると、ほぼ確実にかゆみや痛みを引き起こす。もちろん衛生面においても好ましくない。
ということで、指サックとワセリンの準備が必要だ。
指サック
指サックは100円ショップで購入できる。注意すべき点は、
このタイプの指サックではなく、
↑このタイプの指サックを選ぼう。110円で22個入っているので1個買えば当分使える。
もちろんネットでも買えるが、ダイソーで充分だが一応調べてみると、
↑500g(約1,000個)とか、一生使える・・・
ワセリン
お尻の入口を保護するためには、ワセリンが必要だ。
ワセリンは、100円ショップでは販売されていないが、ドラッグストアで200円程度で購入できる。
ワセリンの代わりにベビーオイルも使用可能だ。代用品としてサラダ油を使う人もいるようだが、僕は使用経験がないため、自己判断でご利用してほしい。
肛門をほぐすだけであれば、ローションはいらない。
むしろ肛門を乾燥や刺激から保護してくれるワセリンの方が適役だ。
そのまま奥まで挿入する場合はローションを使っても問題ないが、そうでなければ後片付けが面倒になるだけだ。
カラダの保湿などにも使えるので、下のような大容量が家にひとつあってもよい。
そうでなければ、50g程度のものを準備すれば当面は問題ない。
事前準備
事前にやるべきことは、以下の2点。
- 爪を切る
- 体を温める
お尻の入り口で頑なに侵入を防ごうとする、あの粘膜のシワシワはとにかく、外からの刺激に弱い。
爪を短く切って置く必要があるが、切った直後の爪は尖っているため、コレが当たると直ぐに傷がつく。
しっかりと、やすりで削って滑らかな詰めにしておく必要がある。
なお、傷がついた場合、治るまで触らないようにしないと、治癒が遅れて完治までに時間がかかる。
焦る気持ちは分かるが、そんなときこそ落ち着いてほしい。
また、寒いときの肛門と温まったときの肛門には雲泥の差がある。
特に初心者のうちは、お風呂上がりなど体(お尻)を温めた状態でスタートしたい。
入口をほぐす
ここからが本番だ。
指サックを着けて、ワセリンを塗ったお尻の穴をグッと押してみる。
器用に動く人差し指もしくは、力が入りやすい中指がよいだろう。
押し方は、穴の中心を指の先に合わせて、穴を外に押すイメージだ。
指先を中央に当てながら、いろんな方向から何度もゆっくりと力を加えながら押すと、次第に柔らかくなる。
指先を少しだけ挿入
いい感じにほぐれて指先が簡単に入りそうなくらい柔らかくなると、指の先(第一関節)挿入する。
第一関節を入れても痛くないようなら、外へ広げるように圧力をかける。
お尻の構造は下記の砂時計をイメージすればよい。
中(直腸)は広くなっているが、入口(肛門)が細い。
この砂時計のクビレ部分を広げるイメージで柔らかくする。
第一関節までを入れると、砂時計のくびれ部分は全てカバーされている。
その中の直腸は広いので、この部分さえ柔軟にすれば『なにか』を挿入することが可能なので、
焦らずゆっくりと、圧力をかけながら、ほぐして柔らかくしよう。
焦れば焦るほど遅くなる
ここまで終われば、感じるお尻作成の第1段階が完了だ。
ここまで、どれくらいの時間を要するかは、個人差がある。
初めてでも、数分でここまで完了する人もいるだろうし、何日もかけて玄関部分がやっとほぐれる段階までしかいかないかもしれない。
そうなれば、焦るかもしれないが焦ると絶対に良いことは起こらない。
痛みや違和感があれば、中断し時間をおいて再挑戦したり、先に進まず、じっくりと時間をかけてじっくりと取り組みたい。
快楽のために邁進している人にとって足踏みする決断は難しいので、『焦ってやりすぎると余計に遠回りになる』ことを誰もが後で認識することだろう。
ほぐされた有効期限は?
これで、門番が心を許してくれた。
この直後であれば、お尻は受け入れ体制が万全だが、時間が経つとお尻はまた心を閉ざしてしまう。
とはいえ、一度も心を開いてくれなかったお尻と違い、何度か心を開いてくれたお尻はすぐに心を開いてくれる。
しかし何ヶ月も心を通い合わせなかったら、初めての時くらい苦労する。
少なくても1,2 ヶ月に1回はお尻と向き合うようにしたい。
行為の直前に
前日にお尻の準備をしていても、行為の直前にはお尻は緊張しているが、受け入れ体制を万全にするのは簡単だ。
一人プレイのときはゆっくり時間をかけているが、相手がいるときは時間をかけられない。
シャワーや、お尻の洗浄時に軽くお尻とスキンシップをとって受け入れ体制を整えよう。
前日に前準備をしていれば、1分とかからない。
異物感に慣れる
お尻の入口の受け入れ体制が整うと、次は異物感に慣れる必要がある。
せっかく入って来たとしても、直腸内に異物が入ってくると、最初は異物感が強く気持ちよさを感じる余裕がない。
この異物感を取り除くためには、直腸に異物を挿入して慣れてもらう必要がある。
必要なもの
直腸の異物感に慣れるためには、以下の3つを準備できればバッチリだ。
- イチジク浣腸など(必要であれば)
- ローション
- 細いバイブレーターなど
このうち、必須なのはローションだ。
詳細は、順を追って紹介する。
必要であれば腸内洗浄
必須ではないが、できれば直腸内を洗浄しておきたい。
どうせ自身でお尻を触るだけなので、少々なにかが付着しても気にする必要はないが、気になるなら腸内を洗浄しておこう。
腸内の洗浄のやり方で、てっとり早い方法は、イチジク浣腸だ。
ドラッグストアに売っているので、準備しておきたい。
しかし、イチジク浣腸には排便を促す成分が入っているので、
水を注入したり女性用の使い捨てビデを使う方法もある。
詳しくは↓で紹介しているので参考にしてもらいたい。
念のために言っておくが、お尻から直腸に何かを挿入しても、びっちりとウンチが付着するわけではない。
便意がない場合は、直腸にウンチはいないので、ウンチの破片や色が着き、鼻を近づけると臭う程度だ。
相手がいるのなら、キレイにしておくのがマナーだが、一人なら自身が気にならなければ問題ない。
ローション(潤滑油)
ここまでは、お尻の穴の手前直腸までなので、ワセリンなどでよいが、
直腸にワセリンやオイルが入ると健康面で不安がある。
そこで、ローションが必要になるのだが、通常のローションは体内に入ることが想定されていない。
そのため、体内に入っても問題ないローションを使う必要がある。
いや、僕は普通のローションを使うことが多いんだけどね。
まずは指を挿入
指サックをつけてブスッと突っ込もう。
最初はそれだけでも異物感を感じ、出そうなのに出ないウンチが常にある不愉快な感覚になると思う。
この異物感に慣れるため、長い時間指を入れた状態を維持しておきたい。
辛いかもしれないが、余裕があれば指を動かしたり、もう少し奥まで入れるもよし、前立腺を探しにいくもよし。
できればお金をかけずに指で頑張りたいが、指には限界がある。
変な体勢で指を挿入し、その指を動かすことは想像以上につらい。
慣れるのが目的なので、手っ取り早く異物感をなくすためには、長時間挿入を続けるのが一番だ。
そもそも、指では太さも長さも足りない。
指を入れて、大丈夫そうなことを確認してからでもよいので、細いバイブレーターなどを準備したい。
細いバイブレーター
長時間挿入するために、棒状のモノを入れたい。
正直、なんでもよいが僕の相棒は細いバイブレーターだ。
僕が持っている↑の細いタイプだと指サックを被せて使うことができる。
(僕の中に幾度となく挿っていた相棒の写真を見せてしまって申し訳ない)
指サックが入らなければ、バイブレーターに油がついてしまうがコンドームを使用すればよい。
ちなみに僕は、このバイブレーターと指サックをペンケースに入れて持ち歩いている。
どちらも文墨具に見えるので違和感を持たれない。(指サックは本当に文房具だけど)
バイブレーターは、アダルトショップに売っている。
都内に住んでいる人は、新宿・渋谷や秋葉原などで購入しよう。
あまり店に行けない場合は、この際に体内に入れても大丈夫なローションや、
この先必要になるお尻のグッズを揃えてしまいたい。浣腸器も欲しいなら。
ネットで買う場合でどこで買えばよいのか迷う場合は、『大人のデパート エムズ』が無難だ。
(秋葉原に実店舗もあるので僕は実店舗でもネットでもエムズを使うことが多い)
ネットで購入する際にどこで買えばよいか迷う場合は、『大人のデパート エムズ』が無難だ。
(秋葉原には実店舗もあり、僕は実店舗とネットの両方でエムズを利用することが多い)
長時間挿入を維持する
慣れていなくて敏感な場合は、動かす必要はない。
不快感があっても、10分〜30分程度は挿入した状態を維持したい。
現時点で気持ち良さを感じなくても、気にせず続けよう。
目的は、異物感を感じないお尻を作ることだ。
エッチなことを想像したり、ゲームをしたり、テレビを見たりして、不快感を紛らわせることで、長く続けられるかもしれません。
太いバイブは必要か?
目的が、お尻に入ったものに異物感を抱かないためでなので、太いサイズのモノは必要ない。
とはいえ、細いものが入ればもっと太いものを入れたくなるのが人間の性だ。
後々太いモノを入れたいのであれば、徐々に太くしていくとよい。
また、最終目的が指で前立腺を刺激したいだけの場合や、小さめのエネマグラを使いたいだけの場合は、
この太さに慣れるくらいで充分だ。
本物のおちんちんを受け入れたい場合も、通常サイズなら細いバイブが入れくらいのお尻の柔軟性があれば意外と入る。
バイブなどの器具を入れるよりも、それより倍以上大きい本物のおちんちんの方が何故か入りやすい。
もっと太いものを求めるのなら
お尻の異物感は、上記のような細いもので慣れれば問題ない。
しかし、極太のディルドや極太の人を受け入れるためには、入口をもう少し拡張しておく必要がある。
その場合は、徐々に入れるものを大きくしていくか、アナルプラグなどの拡張グッズを使用して、受け入れ体制を整えよう。
ポンプになっていて、中でふくらませるタイプのあなるプラグものもあるので興味があれば。
>>大人のデパートエムズ アナルプラグ
気持ち良いお尻を!
ここにきて酷なことを言う。
ここまでのことで苦労すると思うが、ここまで説明したことは、お尻を気持ち良く開発する『前準備』だ。
この後に、下記を行う必要がある。
- 気持ち良い所を見つける
- 気持ち良いアプローチ方法を探る
- お尻の感じ方を知る
ここから上記を行う(理解する)ことによって、やっと気持ち良いお尻を手に入れることができる。
もしかすると、前準備の何倍も難しいかもしれない。
だがしかし、前準備さえしっかりできていたら、苦しい気持ちがなくなり楽しみながら開発できる。
最後に、もう一度言っておくが、僕ら男のお尻はトロけるくらい気持ちが良い。
しかし、発射とは違う種類の気持ちよさ(メスイキと呼ばれるやつ)なので、特に上記3つ目の『お尻の感じ方を知る』ことは大切だ。(といってもこの段階では理解してもらえないかもしれないが)
そんな開発方法については、また今度!