
女装でおしゃれをしようとすると、まず服のことを考える。
でも正直、服を増やすのは大変だ。お金もかかるし、置き場所にも困る。
それに、何回か同じ格好で外に出ると、毎回同じように見られているのではないか、と妙に気になってしまう。
そこで使えるのが、メガネだ。
服を増やさなくても、印象を変えられる。
同じコーデでも、メガネを替えるだけで空気が変わる。
ファッションの幅を増やす道具として、かなり効率がいい。
女装に慣れないうちは、メガネは『パスできるかどうか、浮かないかどうか』を基準に選びがちだ。
そういう意識で選ぶのは自然だと思う。
実際、メガネは女装と相性がよくて、助けられる場面も多い。
ただ、外に出ることに慣れてくると、女装のバリエーションを増やすためにメガネを使いたくなる。
前の記事でも触れたが、メガネは女装とかなり相性がいい道具だ。
だからこそ、もう一段うまく使ってみたい。
ということで、ファッションの幅を増やすためのメガネの使い方を、整理していく。
メガネの役割を変える
まず意識しておきたいのがメガネの役割だ。
メガネをどう使うかによって、選び方も、持ち方も変わってくる。
服を増やさずに印象を変えられる
女装でおしゃれをしようとすると、どうしても服の数を増やしたくなる。
でも、服はお金もかかるし、保管場所も必要になる。
何度か同じ格好で外に出ると、毎回同じように見られていないか、と気になってしまう。
だが、同じ服でもメガネを替えるだけで印象は変わる。
ファッションの幅を増やす道具として、かなり効率がいい。
守りの道具から、コーデを広げる道具へ
最初にメガネを選ぶときは、目立たないか、浮かないか、外に出ても大丈夫か。
そういう基準になるのは自然だ。
ただ、外に出ることに慣れてくると、メガネの役割は少しずつ変わってくる。
隠すため、守るための道具だったものが、女装のパターンを増やすための道具として使えるようになる。
服を増やさなくても、メガネを替えるだけで空気を変えられる。
印象が大きく変わるメガネの3つの方向
奇抜な形や、黒やブラウン以外の色のフレームは、今回はあえて選択肢に挙げない。
一見すると変化が大きそうだが、そういうメガネは逆にイメージを固定しやすい。
強い色やクセのある形は、メガネを替えた瞬間の変化は分かりやすい。
ただ、その分、合わせられる服が限られてしまう。
結果として、ファッションのバリエーションは広がりにくい。
なので、今回紹介するメガネは、正直に言うと、パッと見で劇的に変わるものではない。
地味に見えるかもしれないし、メガネを替えたことにすぐ気づかれないこともある。
でも、そのくらいの違いのほうが、全体の雰囲気はちゃんと変わる。
メガネだけが目立たず、服や自分の空気と一緒に印象が切り替わる。
派手さではなく、使い分けることができる。その前提で、ここから三つの方向を見ていく。
女子っぽさを足したいときのメガネ
ここで言う女子っぽさは、かわいさを強く主張する感じではなく、顔まわりの印象がやわらいで全体の空気が少し中性的に寄る、そんなイメージだ。
丸みのある形で、表情をやわらかくする
丸フレームや、丸みの強いボストン型は、表情をやわらかくしてくれる。
線が角張らないだけで、顔の印象はぐっと穏やかになる。
特別なデザインでなくても、形に丸みがあるだけで十分変化は出る。
パッと見では大きく変わらなくても、全体の空気はちゃんと違って見える。

丸みのあるフレームで、顔まわりの空気をやわらかくした例
寄せすぎないほうが使いやすい
女子っぽさを意識しすぎると、細すぎるフレームや、甘いデザインに寄せたくなる。
ただ、そこまで振り切ると、合わせられる服が限られてしまう。
太さは細めから中間くらい。
色は黒かブラウン。
その範囲で丸みを選ぶほうが、ファッションの幅はむしろ広がる。
クール・モード寄りのメガネ
女子っぽさとは逆に、線をはっきりさせるイメージだ。
やわらかさを足すのではなく、少し距離感のある、大人っぽい空気を作る。
線がはっきりした形で、印象を締める
この方向で使いやすいのは、四角フレームや、横に広がりのある形だ。
直線が入るだけで、顔まわりの印象が引き締まる。
丸みが少ない分、かわいさよりも、落ち着きや知的さが出る。
同じ服でも、見え方はかなり変わる。

線がはっきりした形で、印象を引き締めたメガネ
女子っぽさを足さない、という選択
あえて女子っぽさを足さないほうがうまくいく。
甘さを入れず、全体をシンプルに寄せる。
色は黒。
そして太さは中間からやや太めにするとクール寄りのキャラがはっきり立つ。
存在感を足したいときのメガネ
女子っぽさでも、クールでもなく、印象そのものに重さを足す感じ。
派手に見せるというより、存在感を狙う。
太さで存在感を作る
形がシンプルでも、太さがあるだけで印象ははっきり変わる。
色は黒。
装飾は入れない。
太さだけで存在感を出すほうが、
使い分けとしてはうまくいく。

太さだけで、全体の雰囲気を切り替えるメガネ
服がシンプルな日に、ちょうどいい
このタイプのメガネは、服そのものが派手なときよりシンプルな服装の日に効いてくる。
黒いトップス無地の服、いつもの組み合わせ。
そこに太めのフレームを足すだけで、全体の印象に芯ができる。
三つのメガネで、ファッションを切り替える
ここまで見てきた3つは、どれかが優れているとかではない。
その日の気分や、出かける場所に合わせて切り替えたい。
メガネを替えるだけで、印象は十分変わる
服を大きく変えなくても、メガネを替えるだけで空気は切り替えられる。
女子っぽさに寄せる日もあれば、クールに振る日もある。
存在感を足したい日もある。
三本がそれぞれ違う方向を向いていれば、それだけでファッションの選択肢は増える。
どこで買うか
三つのメガネを使い分けようとすると、次に気になるのが、どこで買うか、という点だ。
同じような形に見えても、選ぶ場所によって、価格帯や選びやすさは変わる。
用途に合った場所を決めておくと、切り替えも、買い足しもスムーズになる。
メガネをどこで買うかについては、下の記事でまとめている。
👉 女装用メガネはどこで買う?|安心して使える選び先まとめ
まとめ|メガネは、増やすために使える
女装の幅を広げる方法は、服を増やすことだけではない。
メガネを替えるだけでも、雰囲気はちゃんと変わる。
大きく違う方向をいくつか持っておけば、同じ服でも切り替えは効く。
派手さを狙わなくてもいい。
使い分けられることが大事だ。
その視点でメガネを見ると、ファッションは少し楽になる。
メガネは、女装を続けるための心強い道具だ。