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リキッドファンデ×パウダーファンデ|女装メイクを自然に見せる次のステップ

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リキッドファンデ×パウダーファンデ|女装メイクを自然に見せる次のステップ

女装メイクに限らず、ベースメイクでは「リキッドファンデ」か「パウダーファンデ」、どちらかを使うのが一般的だ。
リキッドはカバー力、パウダーは手軽さという特徴があり、普段のメイクなら片方だけでも十分に仕上がる。

でも実は、両方を組み合わせるという選択肢もある。
二段構えにすることで、ヒゲ跡や毛穴をしっかり隠しつつ、崩れにくく自然な肌を作ることができる。
ということで、その理由と基本の順番、さらに僕自身が試している工夫を紹介していく。

リキッドとパウダーを使う意味

リキッドとパウダーを使う意味

ではまず、リキッドファンデとパウダーふぁんで、それぞれの役割を整理してみる。

リキッドファンデの特徴

  • ヒゲ跡や赤みをしっかり隠すカバー力がある
  • 肌に密着してなめらかな膜を作るので、毛穴の凹凸も自然にぼかせる
  • ツヤ感があるから「生きている肌」に見える
  • 首の色に合わせることで白浮きを防げる

リキッドは特に男の肌向き。毛穴が目立ったり青ヒゲが浮きやすいから、まずここで『女子の肌』に寄せる下地を作る。

パウダーファンデ/フェイスパウダーの特徴

  • 粉の力で皮脂を吸って、テカリやヨレを防ぐ
  • 光を拡散して、毛穴や小ジワをぼかす効果がある
  • サラッとした質感になり、厚塗りっぽさをやわらげる
  • メイクを「固定するフタ」として働く

パウダーを重ねることで、リキッドで作ったベースが長時間崩れにくくなる。

両方を組み合わせる意味

リキッド=色補正とカバー、パウダー=崩れ防止と自然感。
この二つを組み合わせれば「ヒゲや毛穴を隠したい」+「厚塗りに見せたくない」という願望を両立できる。
女装メイクにはとって合理的な方法だ。

 

両方使うときの基本の手順

基本のメイク手順

リキッドとパウダーを組み合わせるとき、大事なのは「どの順番で重ねるか」だ。
順番を間違えると厚塗りになったり、すぐにヨレたりして台無しになってしまう。
王道は リキッド → コンシーラー → パウダー の流れ。この順番を守るだけで仕上がりと持ちがまるで違う。

リキッドファンデーション

まず顔全体のトーンを均一にする。頬やフェイスラインを中心に、内側から外へ薄く伸ばしていく。
厚く塗るのではなく、必要なところをカバーするイメージ。特に首との境目に気をつけて、色を自然に繋げることが大事だ。

コンシーラー

リキッドファンデのあとに、隠しきれない部分をピンポイントで補正する。
青ヒゲやクマ、ニキビ跡など、気になる部分だけに置くのが鉄則。広範囲に塗ると厚塗りに見えるので注意。
コンシーラーは指で叩き込むようにしてなじませると自然に仕上がる。

パウダーファンデ

最後にパウダーを重ねて全体を固定する。
パフやブラシで押さえるように軽くのせるのがポイント。余分な油分を抑えて崩れを防ぐだけでなく、毛穴や小ジワをぼかしてサラッとした質感を作ってくれる。

厚塗りを防ぐコツ

  • ファンデーションは「必要な場所に必要な分だけ」
  • コンシーラーはピンポイントに絞る
  • パウダーは叩き込むのではなく「ふわっと」重ねる

 

僕流アレンジの工夫

僕流アレンジの工夫

ベースメイクには王道の順番があるけれど、男の肌は女子とは違ってヒゲ跡や毛穴が目立ちやすい。
そのまま基本通りにやっても「なんか違う」と浮いてしまうことがある
。だから僕は、自分の肌に合わせて少し順番や仕込みをアレンジしている。

ヒゲ跡を消す逆転テク

青ヒゲはリキッドの上からコンシーラーを重ねても隠しきれないことが多い。
僕がやっているのは、オレンジ系のコンシーラーをリキッドの前に仕込む方法だ。
青みをオレンジで中和してからファンデを重ねると、驚くほど自然に消える。最後にパウダーファンデを重ねると時間が経っても青みが浮きにくい。
女装メイクでは「顔の青さ」は一番バレやすいポイントだから、この方法は大きな武器になる。

チークの二段仕込み

チークは崩れやすく、時間が経つと血色感が消えて「顔色が悪い」印象になりやすい。
そこで僕は、リキッドファンデの後にリキッドチークを仕込み、最後に粉チークを重ねる二段構えにしている。
内側からにじむような血色をリキッドチークで作り、仕上げのパウダーと粉チークで固定する。
こうするとメイクが多少崩れても血色感が残るので、女子っぽい雰囲気をキープできる。

特に長時間の外出や夜遊び仕様のメイクで効果を感じている。

 

まとめ

リキッドとパウダーは、どちらか一方でもメイクはできる。
でも、女装メイクで自然さと持ちを両立させたいなら、両方を組み合わせる二段構えもありだ。

リキッドは色むらやヒゲ跡を隠して土台を作り、パウダーは崩れを防いで仕上げを整える。役割を分けて考えることで、厚塗り感を出さずに「女子っぽい肌」を演出できる。

青ヒゲを隠すためにオレンジコンシーラーをリキッドの前に仕込む方法や、血色感を長持ちさせるためのチーク二段仕込みを実践している。これは王道から一歩踏み込んだアレンジだけど、実際にやってみると違いがはっきりわかる。

とはいえ、個人個人顔も違うし肌質も違うので、試してみて自分に合うかは分からない。なので色んなパターンを試すようにしたい。女装メイクに近道はない。自分の肌に合わせて、基本をベースにアレンジを加えていくことが大切だ。リキッドとパウダーを相棒のように使いこなして、自分にとって一番自然に見える組み合わせを探してみてほしい。

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