
メガネは、おしゃれの道具でもある。
形ひとつで雰囲気が変わるし、コーデの印象を左右する存在だ。
どれが可愛いか、どれが似合うか、そんなことを考え始めると、選択肢はいくらでも出てくる。
ただ、外に出る前提で考えると、もうひとつ大事な基準が出てくる。
それは、安心して動けるかどうか、という感覚だ。
目立ちすぎないか。
街に馴染むか。
長くかけていて落ち着いていられるか。
そういう感覚が合っていると、外出そのものが楽になる。
ということで、女装で使う前提で、メガネの形ごとにどんな雰囲気になりやすいかを整理していく。
おしゃれを楽しむことを前提にしつつ、安心して外出できるかという視点も加えて、形の違いを見ていく。
メガネの形は、雰囲気を大きく左右する
メガネの形が変わると、顔の印象だけでなく、全体の雰囲気も変わる。
形が違うだけで、
- やさしく見えるか
- 落ち着いて見えるか
- 無難に収まるか
のように、全体の印象に違いが出てくる。
丸メガネは、やさしい空気が出やすい
丸メガネというと、かなり丸いフレームを想像する人もいるが、ここで言っているのはそういう極端なやつではない。
実際に女装で使いやすいのは、角が丸く、全体として柔らかい印象になるタイプだ。
丸みがあると、目元や表情の線がきつく見えにくくなる。
その結果、全体の雰囲気が少しやさしくなる。
近寄りにくさが減って、話しかけられてもおかしくない空気が出やすい。

丸みのあるフレームは、角が強く出にくく、全体の雰囲気が優しく見えやすい。極端に丸すぎない形で、表情が柔らかく見える
表情がやわらかく見えやすい
フレームに角がないぶん、目元の印象が尖りにくい。
真顔に近くても、どこか穏やかに見えやすい。
街を歩いているときに、緊張が顔に出にくいのは、この形の助かるところだ。
甘くなりすぎることもある
やさしさが出やすい反面、場面によっては少し甘く見えることもある。
時間帯や場所によっては、雰囲気が浮くと感じる人もいる。
落ち着きを優先したい日は、太さや色でバランスを取ると使いやすくなる。
四角メガネは、落ち着いた距離感を作りやすい
四角メガネは、線がはっきりしているので雰囲気は少し引き締まり、生活感が出やすくなる。
女装で外に出るとき、かわいらしい女子に見せたい日もあれば、あまり目立たずに過ごしたい日もある。
四角メガネは、後者で力を発揮する。

四角いフレームは線がはっきりしていて、特別感が出にくく、街に溶け込みやすい。
街に溶け込みやすい
四角いフレームは、普段の生活で見慣れている形でもある。
特別な感じが出にくく、周囲から浮きにくい。
周囲から目立たずに過ごしたいときに向いている。
少し硬く見えることもある
線が直線的なので、表情によっては硬さが出ることもある。
落ち着きが欲しい日は助かるが、やわらかさを出したいときは、太さや色で調整すると使いやすい。
ボストンメガネは、迷いにくい中間の形
ボストンメガネは、丸と四角の中間にあたる形だ。
丸ほど柔らかすぎず、四角ほど直線的でもない。
女装で使うなら、この曖昧さがちょうどいい。
どっちかに寄りすぎない分、全体の雰囲気が安定しやすい。

ボストンフレームは、丸と四角の中間にあたる形で、やさしさと落ち着きのバランスが取りやすい。
やさしさと落ち着きのバランスが取りやすい
角が少し丸く、線も強すぎない。
そのため、表情がきつく見えにくく、かといって甘くなりすぎる感じも出ない。
丸と四角のいいところを、ほどよく混ぜた形だ。
外出用として使いやすい
時間帯や場所を選びにくく、街を歩くときも、店に入るときも浮きにくい。
太さを中間にしておけば、さらに安定感が出る。
どれにするか迷ったときに、自然と手に取りやすい形なのは、このタイプだ。
安心して外出できるかで選んでもいい
メガネは、もちろんおしゃれの道具でもある。
形ひとつで雰囲気が変わるし、コーデの一部として楽しむものでもある。
だけど、女装で外に出るときは、安心して動けるかどうか、という基準で選んでもいい。
丸は、やさしい雰囲気を出しやすい。
四角は、目立たず街に溶け込みやすい。
ボストンは、その中間で、迷いにくい。
どれが正解ってわけではなく、その日の気分や、行く場所、外にいる時間に合わせて、安心感が続きそうな形を選べばいい。
おしゃれとして使うときは、落ち着いて外にいられるようになってからでいい。
まずは、安心して外出できる一本を持つ。そこから、メガネの楽しみ方を広げていけばいい。