
アイメイクは、女装メイクの中でもかなり難しい。
細かいし、失敗は目立つし、思ったような女子の目元にはならない。
ここで心が折れる人は少なくないだろう。
でも、男が女子に変身するなら、アイメイクは避けて通れない。
目元は、男が残りやすく、肌やリップだけ整えても、目元が男なら台無しだ。
アイメイクを一気に全部やろうとすると重い。
なので、マスカラ、アイライナー、アイシャドウに分けて、できるところから始めればいい。
難しいから省略するのではなく、できる範囲から進める。
その積み重ねで、女子に寄っていく。
目元をどう変えたいか
アイメイクとひとまとめに言っても、触る場所はそれぞれ違う。
アイシャドウはまぶた。
アイラインは目のふちと目尻。
マスカラはまつ毛だ。
最初から全部を理解するのは難しい。というか無理だ。
なので、自分が今やりたいところや、できるところから入ったほうがいい。

アイシャドウとアイラインを控えめに入れた。主張しすぎず、目の形が自然に分かる
何から始めればいいか分からないなら
はじめてアイメイクをしようと思っても、アイシャドウ、アイライン、マスカラの違いがイマイチ分からなかったりする。
それぞれがどこに使うメイクなのか、最初にどんな道具をそろえるのか、基本の流れは↓まとめている。
👉 女装男子のアイメイク超入門|最初に揃える道具と基本
アイメイクは、いきなり上手に仕上げるのは難しいが、
まぶたに色が入るとどう変わるか。
まつ毛が見えると目元がどう動くか。
そういう変化を知るところから始めると、必ずあとにつながる。
アイシャドウで、まぶたの色を変えたい
アイシャドウは、アイメイクの中でも「メイクしている感じ」が出やすい。
薄いブラウンなら自然にまとまりやすく、赤みブラウンやピンクブラウンなら、目元に血色ややわらかさが出る。

赤やピンクのアイシャドウはカワイイ
女装するときは、まぶたに少し血色があるだけで顔の見え方が変わる。
肌やリップを整えても、目元が暗いままだと顔の上半分が硬く見える。
まぶたに赤みややわらかさがあると、目元までメイクした顔になり、全体の雰囲気が全然変わる。
色で目元の血色と雰囲気を変える
アイシャドウの色選びも迷う。
ブラウン・赤みブラウン・ピンクブラウンの違い、3色パレットの見方、塗った色を目を開けた状態でどう見るか。
伏し目になった瞬間のまぶたまで女子寄りに見えると、女装の楽しさはかなり増す。
👉 女装男子のアイシャドウ基礎|ブラウン・赤み・ピンクで目元は変わる
アイシャドウは、ただ影を足すだけのメイクではない。
色で雰囲気も気分も変えることができる。
アイライナーで、目のふちをはっきり!
アイライナーは、目のふちをはっきり見せてくれる。
うまく入ると目元の輪郭が締まり、顔全体の中で目がハッキリ見える。

アイラインを入れる前(上)と入れた後(下)
だが、目に近い場所へ入れるので、難しいさと怖さがある。
まずは、何を選ぶかと、どう入れるかを考えたい。
何を選ぶか迷うなら、ブラウンペンシルから
アイライナーには、黒、ブラウン、リキッド、ペンシルなどいろいろある。
その中で、女装に慣れていないうちはブラウンのペンシルが使いやすい。
黒より線がやわらかく見えて、少々のガタつきもなじませやすいからだ。
選び方や、黒とブラウンの見え方の違いは↓で紹介している。
👉 女装男子のアイライナー基礎|ブラウンペンシルで目元を自然にはっきり見せる
実際に描くなら、根元と目尻の入れ方を見る
アイラインを入れる場所は、まつ毛の根元と目尻が中心になる。
根元に入れると目のふちがはっきりし、目尻に少し足すと横幅や雰囲気が変わる。
実際には、まばたきで描きにくかったり、まぶたの皮ふが動いてペンが進まなかったりする。
そういう手元の困りごとがあったり、アイラインの入れ方が分からない場合は↓を参考にして欲しい。
👉 女装男子のアイラインの入れ方|まつ毛のすき間と目尻だけで自然に見せる
アイライナーは、知識だけでは上手くならない。
実際に入れる位置と、描きにくいときの逃げ道は何度も練習をして身につく。
マスカラは簡単だからアイメイクの入口にも最適
アイメイクをひとつ試してみたいなら、マスカラを試してほしい。
塗る場所がまつ毛とはっきりしていて、軽く使うだけでも目元の変化が結構でる。
マスカラだけでアイメイクがすべて完成するわけではないが『目元が変わる」ということが簡単に実感できる。

ブラウンのマスカラ(上)、黒のマスカラ(下)
マスカラで、目元の雰囲気は充分変わる
まつ毛のメイクといえば、『つけまつげ』という選択肢もある。
どっちを選ぶか、は大いに迷っていいが、難易度を考えると、僕はマスカラ一択だと思う。
👉 女装男子のマスカラ入門|つけまつげと迷ったときの選び方と塗り方
とはいえ、「思いっきり盛りたい」「パーティー的なのに参加したい」なら、つけまつげという選択もアリだ。
マスカラの手軽さは、アイメイクを続けるうえでかなりデカい。
一重・奥二重・二重で迷うなら、目の形から見る
同じアイシャドウを塗っても、同じアイラインを入れても、一重・奥二重・二重では見え方が変わる。
色が残る場所、線が表に出る幅、マスカラでまつ毛が見える角度も少しずつ違う。
誰かのメイクをそのまま真似しても同じ仕上がりにならない。
技術より目の形の違いが関係していたいりする。

同じメイクでも、目の形で見え方は変わる
一重の人は、目尻の変化が見えやすい。
奥二重では、目を開けたときに色や線がどれくらい出るかが大事になる。
二重では、少しの色や線でも変化が出る。
目の形ごとの違いは↓で紹介している。
👉 女装男子の目の形とアイメイク|一重・奥二重・二重で見え方は変わる
自分の目で何が見えやすく、何が隠れやすいのか。
それが分かると、アイシャドウもアイラインもマスカラも使いやすくなる。
アイメイクは、できるところから順番に!
アイシャドウだけが上手くても、目のふちやまつ毛が少し変わると仕上がりはまた変わる。
逆に、アイラインやマスカラから入っても、あとからまぶたの色を足すと顔全体の空気が変わる。
アイメイクは、小さい場所を少しずつ変えるメイクだ。
でも女装では、その少しの積み重ねがかなり大きい。
今の自分が一番気になるところから、ひとつずつ見ていけばいい。
さらに全体から見直したい場合はこちら
アイメイクは、メイク全体の一部だ。
目元だけを頑張っても、他とのバランスで違和感が出ることもある。
全体の流れから見直したい場合は、まずここから確認すると迷いにくい。
👉 眉メイク総合ガイド|形・描き方・色・道具がひと目で分かる入口ページ
アイメイクが決まらない時、眉から見直すのも一つの手。
👉 女装メイク完全ガイド|基礎から順番にまとめた総合ハブ
女装メイク全体の考え方と、どこから始めるかを整理した入口。
メイクだけに絞って、もう一段深く整理したい場合はこちら。
👉 女装メイク入門ハブ|ベース・眉・目元を順番に理解する
ベースメイクから眉、アイメイクまでを確認したいなら。