
女装で外に出て座ったとき、立っているときとは違う違和感が出ることがある。
カフェで席についたあと、周りの女子を見ると、脚の置き方や手の位置が自分と少し違う気がする。
そこに気づくと、逆に座り方が分からなくなる。
変に見えていないか気になって、膝を閉じようと力が入ったり、手をどこへ置けばいいか迷ってしまう。
大きく崩れているわけではないのに、不安と緊張で余計に座った姿が固くなる。
座ったときに違和感が出るのは、脚だけを直そうとしてしまうからでもある。
膝を閉じることに意識が集まると、太ももに力が入って手や肩まで固くなる。
脚を閉じることは大事だが、そこだけだと座った姿全体が少し窮屈になる。
膝の向き、足先、手の置き場、バッグの位置、スマホを見る高さ。
このあたりを少しずつ合わせると、座っている姿にも女子っぽさが出てくる。
外では、座っている時間が意外と長い。
その間ずっと作り込む必要はないが、脚と手の置き場を軽く決めておくと、座ったときのぎこちなさが減る。
ということで、女装で女子っぽく座るために、脚の置き方、手の置き場、バッグの使い方、座っている間の動きを整理する。
座るときの基本
座ったときにまず気になるのは脚だ。
膝が開くと男っぽさが出るので、脚をそろえるのは基本だ。
だが、それに意識が寄りすぎると、太ももに力が入って手や肩まで固くなる。
脚を閉じることがゴールではない。
脚は閉じるが力を入れすぎない
座ったときに、膝が開くと男っぽさが出るので脚は閉じるのは基本だ。
スカートでもパンツでも、太ももと膝を小さく収めるだけで、座った姿が変わる。
だが、膝から足先まで全部ぴったりそろえようとすると力が入る。
太ももを閉じて足首までそろえて、つま先を正面へ向けると脚がきれいに並びすぎて固く見えるし、体勢も苦しくなる。
なので、足先までしっかりくっつける必要はない。
膝と太ももが開いていなければ、足先が開いていても女子だ。
むしろ足先まで固めないほうが、座っている姿に無理が出ない。

膝は閉じているが力を抜いて自然なバランス
だからといって、膝を閉じて足先だけ左右へ開きすぎるとMr.ビーンみたいになり違和感が出て、女子っぽい座り方どころではなくなる。(Mr.ビーンって言っても若い人には伝わらないのかな・・・)
なにはともあれ、やりすぎると、あの感じになる。
胸を張りすぎず、背中も丸めすぎない
姿勢を良くすれば、いい女感を出せるが、僕ら女装は頑張りすぎて極端になることがある。
胸を大きく見せたくて強く胸を張ると、肩を後ろへ引きすぎて、お腹も出る。
そうすると、上半身にも力が入るので、不自然に頑張っている感じが出る。
反対に、谷間を出したくて背中を丸めることもやりがちだ。(僕とか結構やりがち)
そうすると、肩が目立つし首も短く見える。
胸元は寄っても、顔まわりや肩の幅が重くなって全体的に男っぽい体系が出てしまう。

左のように胸を張りすぎても、真ん中のように背中を丸めすぎても座った姿は不自然になる
胸を、座り方で無理に調整せず、盛るならインナーやブラ、見せ方を変えるならキャミソールやカーディガンで作るようにしたい。
手を太ももの上に置きっぱなしにしない
座ると手の置き場に困ったりする。
両手を太ももの上に置いたままだと、手の大きさや腕の太さが出る。
片手はバッグへ、もう片方は服の裾やスマホなど、手の置き場を変えるだけで、男の要素を減らすことができる。

バッグを膝の上に置くと、手の置き場ができて太ももまわりの線も切れる
脚の置き方で女子っぽさをプラス
脚を閉じる、姿勢を作る、手の置き場を決める。
ここまでできると、座った姿の土台はかなり作れる。
そこから女子っぽさを足すなら、脚の向きや左右の差を活かす。
スカートなら少し斜めへ流す、パンツなら脚を斜めに組む、片膝や片足で差をつけるといった、小さな工夫で結構違ってくる。
スカートは脚を少し斜めへ流す
スカートで座るときは、脚を真正面にそろえるより、少し斜めへ流したほうが柔らかく見える。
正面にそろえると、膝から足先までがまっすぐ下へ並び、きちんとして見えるが、脚の幅や太ももの厚みが出やすいので、特に僕ら女装男子は少し斜めを意識したい。

真正面にそろえて座るより、脚を少し斜めへ流すと、膝から足先までの線がやわらかくなる
脚を少し斜めへ流すと、膝から足先までが長く見える。
左右の脚にも少し差が出るので、真正面で固まっている感じも減る。
写真のとおり、膝の向きを少し斜めにするだけ全然変わる。
もっと大きめに斜めへ流すと色気が出る
上記のようにスカートの時は、脚を少し斜めへ流すと女子っぽさアップする。
さらに魅せたいときは、脚全体を大きめに斜めへ流すのもアリだ。

おもいっきり斜めへ流すと、脚も長く見える
膝から足先までを同じ方向に流すと、脚のラインが長く見え、正面に揃えるより大人っぽくエロい印象になる。
ポイントは、太ももと膝を離しすぎず、脚全体を一本の線のように斜めにすることだ。
軽くなら少し斜め、エロさ出すなら大きめに斜めにすることで、座り方に幅が出る。
パンツは斜めに脚を組むと大人っぽくなる
パンツで座るときは、 膝と足先をそろえて座ると、素敵に整って見える。
だけど、少し大人っぽさを出したいときは、脚を組むのもありだ。

少し斜めへ流すと膝から足先までの線が長く出る
でも、パンツは脚の形が出やすいので、正面で組むと膝が目立つし太ももの厚みも出て脚の大きさも分かりやすくなる。
なので、組むなら脚を斜めへ流してから組むと色気が出る。
片膝を内へ入れて左右に差をつける
両膝を正面にそろえて座ると、きちんとして見える。 ただ、真正面のまま左右が同じになるので、脚の形が少し固くなることもある。
そんなときは、片方の膝だけを少し内へ入れる。 片膝が内側へ入ると、左右の脚に差が出て、太ももから膝までの線がまっすぐ並ばなくなる。 脚を大きく組まなくても、座った姿に少し動きが出る。

片方の膝を内へ入れると、左右の脚に差が出て女子っぽさが出る
女装では、太ももの厚みや膝まわりが気になりやすい。 両脚を同じ位置にそろえると、太ももが横に並んで幅が出ることがある。 片膝を内へ入れると、脚の重なりができて、正面から見たときの広がりを少し抑えやすい。
ただ、膝だけを強く内へねじると不自然になる。 内股を作りすぎると、脚全体に力が入り、座っている姿が窮屈に見える。 片膝を少し内へ入れたら、足先も軽く同じ方向へ向ける。 太ももと膝は大きく開かず、足先だけ少し外へ逃がすくらいでいい。
これは、脚を閉じる基本ができたあとに足す座り方だ。 まっすぐ座るより少し女子っぽさを足したいとき、脚を組むほど大きく動かしたくないときに使いやすい。
片足を少し引いて自然に差をつける
片膝を内へ入れる座り方は、脚に差が出て女子っぽさを足しやすいが、場所と場合によっては作っている感が出すぎてカワイイ子ぶっているように見られることもある。(かもしれない)
カフェや電車でさりげなく座りたいときは、ちょっとやりすぎかもしれない。
そんなときは、 両足を並べず、片方だけ半歩後ろにすると、脚の位置に差ができる。
そうすると、太ももから足先までの線が少しずれて、 真正面に両脚をそろえるより、柔らかくなる。

片足を少し引くだけでも、さりげなく女子っぽくなる
座っている間の手とバッグの使い方
座り方が決まっても安心できない。
座ったあとにも、どういう態勢で過ごせばいいのか分からず落ち着かなくなることがある。
脚はきれいに置いていても、手がずっと太ももの上で静止していたり、動きがぎこちなくなったりする。
バッグをどこへ置くか、立ち上がる前にどうするか。
軽く決めておくと、座っている時間も女子っぽさをキープできる。
バッグは使いやすいアイテムとして活かす
バッグはただ物を入れるものではない。
座っているとき、バッグはかなり助けになる。
膝の上に置けば、太ももまわりのラインを目立たなくできる。
身体の前に置けば、自然と手を添えられる場所にもなる。
何も持たずに座るより、バッグがあるだけで手の置き場に困りにくい。
特にスカートのとき、バッグを膝の上に置くと安心感できる。
脚を少し動かしても太ももの奥を出すぎにくい。
パンツのときも、バッグを身体の前に置くと自然とバックに手を添えれるので、腕が外に開くことを防げる。
とはいえ、バッグを抱え込むと緊張している感じが出るので、膝の上に乗せて軽く添える程度がいい。
さりげなく姿勢を直すコツ
座っているときに「ちょっと変かも」と気づくことはある。
でも、その場で急に姿勢を直すと動きが不自然になりやすい。
そういうときは、何か別の動作に合わせて直すと自然に見える。
例えば、スマホを見るふりをして少し前かがみになり、その流れで背筋を整える。
バッグの中を軽く確認する動きで、脚の位置や手の置き場を整える。
視線や手の動きを先に作って、そのついでに姿勢を直すイメージだ。
そうすると、意識的に直しているというより、無意識っぽく女子っぽい姿になっているので、見ている側は、本物っぽく見える。(僕は他の女装男子を見て学んだ)
自然な動きの延長として整えると、周りから見ても違和感が出にくい。
立ち上がる前に流れをつくる
座っている状態から、急に立つと動きが唐突に見える。
その違和感を減らすには、立つ直前に小さな動きを挟んで流れをつくる。
まずは手や視線を少し動かして、「これから動くよ」という流れをつくる。
バッグに軽く触れたり、姿勢を整えたりするだけでも十分だ。
その延長で体を起こすと、動きが自然になる。
ストッキングとヒールで、さらに脚が素敵になる
ここまでの写真は、ノーストッキングと裸足なので、女装するなら物足りない。
肌の色の凹凸が出るので、座り方は作れていても女装の良さが半減している。

裸足のままだと、膝やふくらはぎの筋肉が出る。綺麗に座っても台無しになる
ストッキングを履くと、膝下の色が揃って脚が少し引き締まる。
太ももや膝の角も出にくくなるので、見え方が変わる。
さらにヒールを履くと、足首からつま先まで長さが出る。
脚を斜めへ流したときや、片足を少し引いたときも女子っぽさが倍増する。

ストッキングで凹凸が隠れ、ヒールで脚が長く見えて、女子っぽさがアップ
ストッキングを履くと、脚の色がそろい、膝下のラインも引き締まって見える。
特に座ったときは、膝、ふくらはぎ、足首がまとまって見えるので、脚を斜めへ流したときもきれいに出しやすい。
ストッキングの種類や選び方は、↓でまとめているので確認してほしい。
👉 【男でも美脚】女装に使うストッキングの種類と選び方
さらにヒールを履くと長さが足されて、スタイルが良く見える。
脚が太かったり短いと感じるときは、ヒールを履くだけで座ったときの見え方が全然変わる。
ヒールについては、↓で書いている。
👉 女装をしても『太くて短い脚が目立ってブサイク』はハイヒールが解決してくれる
座り方は大切だが、ストッキングとヒールなどで脚をどう見せるかも大事だ。
まとめ
女装で女子っぽく座るなら、脚を閉じるだけでは足りない。
脚を少し斜めへ流したり、片膝を内へ入れたり、片足を少し引いたりすると女子っぽさを足せる。
バッグを膝の上に置けば、手の置き場もでき太ももまわりも隠せる。
座ったときの印象は、脚や手の位置、バッグの持ち方、姿勢が自然に組み合わさって決まる。
外ではずっと意識し続ける必要はないが、座る前に整えておくと、カフェや電車でも無理なく女装で過ごせる。