自宅で女装ができる環境であれば心ゆくままに女装を楽しむことができるが、そうでない場合は女装をする場所に困ってしまう。
そんな時に、おすすめなのはラブホテルだ。
部屋に入れば完全にプライベート空間で、お風呂や洗面台があるので女装しやすい環境だ。
また、部屋もオシャレだったりゴージャスっぽく見えるので気分も乗れるし、女装した自分の姿を写真に撮るのにも最適だ。
しかし『ラブホ』を利用したことがない人や、カップルでしか利用したことがない人にとっては不安だと思う。
そこで、ラブホで女装が大好きな僕が、女装の場としてのラブホを語ってみる。
目次
ラブホでの女装の楽しみ方
ラブホで女装を楽しむと言っても、ひとりでラブホに籠もって女装を楽しむ以外の楽しみ方もある。
ひとりで女装
世間一般から言えば、ラブホテルといえば男と女のカップルが入るものだが、ひとり利用をする人も少なくない。(たぶん)
ラブホに一人で入れるのか心配な方は下の方を読んで欲しい。
自宅以外で完全なプライベートスペースが欲しいなら、ビデオボックスやインターネットカフェがあるが、小さくて何の楽しみもない部屋だ。
しかしラブホは、一日ゆっくり、くつろげるスペースだ。
まずはお風呂でゆっくりリラックスをしてヒゲを剃って、テレビを見ながら洗面台でゆっくりメイク。
そして、なによりもの利点は、女子になってから自撮り。
ラブホは基本的にはオシャレだったりゴージャスなつくりなので映える。
女装仲間と女装を楽しむ
女装仲間とラブホに行って一緒に女装する方が、ひとりで女装をするよりもメリットが多い。
ホテル代を半分づつ出し合えるので半額で楽しむことができるのが大きなメリットだが、それだけではない。
メイクやり方の情報交換や、相互に写真撮影も楽しめる。
また、お互い気が向いたら、ちょっとしたレズプレイも楽しめる。
ただ、男同士で入れるホテルを選ぶか、片方が予め女装をして入店する必要があるのが難点だ。
女装をして女子を呼ぶ
ひとりで女装を楽しんで、一息ついたとき
『誰かに見てもらいたい』もしくは、『気持ちよくなりたい』
と思った時に利用したいのが、デリちゃんだ。
女装のまま責められるって素敵だよね!
相手の事も考えて!
とはいえ、相手には引かれる覚悟はして呼ぶか、
馴染みの嬢であれば、あらかじめ「次、呼ぶとき女装しててもよい?」的な予告をしておくと安心だ。
部屋のドアを開けた瞬間、部屋間違いと驚かれるかもしれないので僕はドアを開けるや挨拶をしながら出迎えるようにしている。
初めて利用する店の場合
店自体を始めて利用する場合、ドライバーなどの男のスタッフが部屋に来て、注意事項や説明をする場合がある。
その時の冷たい目線も良いのだが・・・
女装してオトコに・・・
女装をしてオトコと戯れる。
僕は、最近このパターンはあまりないが(ないとは言っていない)、上記の中では本来、一番ラブホらしい使い方といえるかもしれない。
具体的に何をするのか?
そんな野暮なことは聞かないで欲しい。
自身の都合や相手の要望次第で、どのようにホテルに入るかが変わってくる。
- あらかじめ女装をして待ち合わせ
- ホテルに入ってから女装
- どちらかが先にホテル
女装して待ち合わせ
あらかじめ女装してホテルへ行くのであれば、相手のオトコにとっては都合がよい。
受付で喋る必要があればオトコに任せれば、普通の男女のカップルだ。
しかし、女装する場所を別で探す必要があるので僕たち側としては不便この上ない。
ホテルに入ってから女装
男同士で入れるホテルを選ぶ必要がある上に、男同士で入ることを恥ずかしく思う相手の場合は面倒臭い。
僕ら女装側にとっては、これが楽だ。
どちらかが先に入る
これも、結局は男同士で入れるホテルを選ぶ必要がある。
先に入る場合、後から来る連れがオトコであることを伝えていた方がスムーズだ。
どうやって入るにしろ、入ってしまえば他の誰にも干渉されず楽しめるので、最初の難関は頑張ってクリアしよう。
ちなみに、もし部屋にウォシュレットがなかった場合、使い捨てビデがあれば便利。
詳細は↓を参考にしてほしい。
ラブホテルの選び方
通常の仕様であれば、ラブホ街を歩いて「ここにしよう!」と思い入るのでOKだが、女装のため一人で入る場合や長時間使用したい場合は事前に使うホテルを決めて置かなければ、ラブホ街をウロチョロする羽目になってしまう。
男同士や1人使用で入れるの?
男女のカップルでしかラブホを使ったことがない人は心配かもしれないので、
一人でラブホを使えるか?
結論を言うと、ほとんどのラブホは一人で入れるし、一人で入ることを不審に思われることはない。
なぜなら、ラブホに一人で入ってデリちゃんを呼ぶ人が多いからだ。
ただ、ホームページなどに『カップルのみ』と記載しているホテルを使う時は、事前に確認していた方が安心だ。
(僕は面倒だから使わないが・・・)
たまに、
「待ち合わせですね?」とか、「お連れさんが来られたら内線しますね」
と言われることがあるが、「その予定です」とか「わかりました」とか言っておけばよい。
それでも心配なら、『一人OK』を謳っているホテルを選ぶとよい。
最近、リモートワークも増えて一人で利用する人が多く、そういう利用者もいるとのこと。
男同士で入れるの?
これは、入れないラブホも多い。
(不確かだが防犯や、部屋を汚す客が多いことが要因らしい)
事前に、ホームページなどで確認するか電話で聞いてから行かないとフロントで断られると、せっかくの気分も台無しだ。
新宿や渋谷などラブホが多いところでは、男同士OKのラブホが複数あるし、そうでない場所でも意外とある。
よく行く町の男同士OKのラブホは事前に調べて知識として持っておきたい。
女装で入れるの?
女装をしてオトコと入るのであれば、普通の男女のカップルと同じなので何も問題ない。
とはいえ、女装とバレると止められないか心配になるかもしれない。
女装を怪しまれた所で、「あなた女装ですか?」と聞くような失礼な店員はいないはずだ(と信じたい)
マスクをして声も出さなければ、男女のカップルとして入れる。
昼間のフリータイムが狙い目
一応料金体系について説明しておくと、ラブホは休憩と宿泊がある。
休憩とは2時間か3時間(ホテルによって違う)の使用で、
宿泊は、そのホテルが決めた時間(夜10時以降など)から翌朝までの使用だ。
それとは別に、フリータイムを設定しているホテルが多い。
利用者が少ない時間帯を長時間使えるように設定してある。
たとえば、『平日12時〜19時までフリータム』となっていると、休憩と同等の金額でフリータイムの時間ずっと利用できる。
僕は平日の昼間に使用することが多いので重宝している。
なお、上記のようなフリータイムだと12時に行かないと、すぐに満室になってしまっていることも多いので、その場合の別の候補も抑えて置きたい。
部屋のグレード
大抵のホテルでは、部屋によって数段階の値段設定がされている。
そして、その値段の差は値段の差以上に部屋のレベルが違うことが多い。
2時間の休憩で使用するだけであれば1,000円でも安くすませたいかもしれないが、フリータイムで6時間滞在する場合や気分よく女装をしたい場合は、たった1,000円の違いが大きな差となる。
フリータイムで長時間使うことが多い僕は、選択肢があれば一番高い部屋を選ぶことにしている。
(一番高い部屋だけ倍などの値段って場合もあるので、その場合は上から2番目)
部屋の明るさ
キレイに女装をするためには洗面台の明るさは重要だ。
しかし、洗面台が致命的に暗いラブホも存在する。
そして、そういうラブホは格安のラブホのことが多いので、僕は超安いラブホは使用しない。
また、女装をして写真を撮りたいのであれば、洗面台以外も明るい必要がある。
部屋のパネルを見ただけでは判断出来ないので、フロントで聞いたり口コミをチェックして失敗をなくしたい。
ラブホでの過ごし方
通常、男と女がイチャイチャする場所なので、過ごし方もクソもなくタダ楽しむだけなのだが、せっかく女装するので何かしたくなったりする。
室外へ出られる?
宿泊やフリータイムであれば外出はできるホテルが多いが、基本的には室内で過ごすことのなる。
しかし、館内の共有スペースを利用できるラブホであれば、室外で過ごすこともできる。
館内の設備を使用できるラブホ
ちょっとした食堂や足湯などが設備されているラブホもある。
そいうったコンセプトのラブホでは女装してから、館内の設備を使うこともできる。
周りはカップルだらけなので、女装出歩いていても結構誰も気にしない。
「あの人は不倫カップルかな?」
「あの女性は職業の人か」
など、周りの人を観察しながら過ごすと楽しい。
女装で屋外に出には出れない人は、まずこういった閉鎖された公の場で女装を披露してみるのも良いかもしれない。
だが、あまりに不審な行動をするとホテルの人にマークされたり、他の客の迷惑になるので考えた行動をしたい。
室外、屋外に出る時に必要なもの
今まで室内女装しかしたことがない人は忘れがちだが、室外に出るのでああれば女性用の靴が必要だ。(靴下も)
財布やスマホも手に持つわけにもいかず、さらに女性の服にはポケットがなかったりポケットが膨らんでしまうのでバッグも必要だ。
また、プライベート空間だからこそ許された服装で公の場に出る時は注意が必要だ。
- 必要以上に肌を露出していないか
- ブラやショーツが透けすぎていないか
- 後ろ姿も問題ないか
少なくとも、これくらいは確認してから外に出たい。
レンタルコスチューム
レンタルコスチュームをしているホテルも多い。
ナースや巫女やOLさん、チャイナ服など種類が豊富なラインナップだと嬉しい。
嬉しいのだが・・・
サイズが合わない
当然だが、女性が着るのを想定しているのでサイズ的に合わない。
「いや、窮屈なのを着れば我慢して大丈夫だろう」
なんて考えは甘い。
特にピチッとした服は、全く入らない。
Lサイズのものがあれば嬉しいが、それでもコスチュームによっては着れないものが多い。
僕は、170cmと男としては大きくないが、やはり女性とは骨格が違いLサイズであっても着れなくて残念な思いをよくする。
無理に着ようとして破れたりすると困るので、チャレンジしすぎず諦めることも重要だ。
↑ちなみに、Lサイズの制服をレンタルしたが、お腹はピチピチでスカートはホックがかからない。
レンタルの仕方と料金
借り方は、ホテルによるがフロントに内線でカタログの番号等を伝えればよい。
たとえ女装済みであっても、持ってくる人はドアの隙間からコチラを見ないように渡してくれるので恐れることはない。
料金は500円〜1,000円のところが多いが、無料のところもある。
アメニティを頼りにしない
ヘアゴムや化粧水、乳液などが準備されているラブホがほとんどだが、時にはない場合もある。
せっかく女装をするためにラブホに入ったのに化粧水がなくて・・・
となると悲しすぎるので必要なものは準備してから行くようにしたい。
また、クレンジングがないホテルが多いので、買える時にメイクをオフするのであれば、クレンジングも準備していこう。
出前は頼める?
フリータイムなどで長時間女装を楽しむ場合、僕は「お腹が減る」ということを忘れてしまう。
しかし、必要であれば事前にコンビニなどで買っておきたい。
それでもお腹が減ってしまいルームサービス等がない場合、せっかく可愛く女装しているのだから思い切って外出し外食!
と、できれば良いものなのだが、それができない場合は出前を頼むしかない。
Uber Eatsなどの出前を頼んでも良いラブホと頼めないラブホがある。
頼めるラブホであれば部屋番号を伝えてフロントに届けてもらう感じだ。
ホテルの人はドアを開けると、こちらを見ないように隙間から入れてくれるので女装していても問題なく受け取れる。
また、ラブボ以外で一人で女装に向いてる場所は↓で紹介しているので、「ラブホはちょっと・・・」って人は参考にして欲しい。
まとめ
事前にチェックしておくことは、以下の点だ。
- カップル以外(一人・男同士)の入室は可能か
- 料金・フリータイムはあるのか
- 満室だった場合の代替ホテル
- 備え付けのアメニティを当てにせず必要なものは準備