こっそり女顔メイク研究所

女装男子の目の形とアイメイク相性|一重・奥二重・二重でやり方が変わる

投稿日:

二重でアイメイクの色の見え方や広がり方や、失敗しにくい色の置き方を悩んでいる女装男子

一重・奥二重・二重では、アイシャドウの色がどこに残るか、どこで消えやすいかが違ってくる。
同じように塗っても広がり方や見え方が変わるので、仕上がりに差が出る。
まず自分の目の形を知るだけで、メイクの迷いはかなり減る。

僕は普段、自分の二重の目にメイクすることが多くて、ほかの目の形で何が起きるのか深く考えたことがなかった。
でも、人にメイクをする機会があると、同じ色を塗っているのに『残る場所や消えていく場所』がまったく違うことに気づく。

色が横に広がりやすい目もあれば、まぶたの内側で色がすぐに見えなくなる目もある。
逆に、少し色を置いただけで印象がはっきり出るタイプもある。

どの目が良いとか悪いではなく、形ごとに色のつき方が変わることを知っておけば、アイメイクは一気にやりやすくなる。

 

自分の目の形をざっくり見てみる

アイメイクを考える前に、やることはひとつだけだ。
細かく分類する必要はなくて、「自分の目はどんな感じか」をざっくり把握できれば十分。

鏡を正面から見て、まぶたに線が見えるかどうか。
少し目を伏せたときに、その線がどれくらい残るか。
これだけで、一重・奥二重・二重のどれに近いかを認識しておきたい。

一重の目

正面から見たときに、まぶたの線が見えないタイプ。
色をのせると横に広がりやすく、少し塗っただけでも濃く見えやすい。

奥二重の目

まぶたに線はあるが、目を開けると隠れてしまう。
色がまぶたの内側で消えやすく、「塗ったのに見えない」と感じやすい。

二重の目

まぶたの線がはっきり見えるタイプ。
色がそのまま残りやすいぶん、広げすぎると派手になりやすい。

きっちり分類する必要はない。
人によっては二つの特徴が混ざっていることも多い。

 

目の形で、色の見え方が変わる

同じアイシャドウを同じ量だけ塗っても、目の形が違うと見え方はかなり変わる。
これはテクニックの問題ではなく、まぶたの動き方や重なり方の違いによるものだ。

一重の目は、色が広がって見えやすい

まぶた全体が動くので、色が横に広がりやすい。
少し塗ったつもりでも、思ったより濃く見えることがある。
その分、色を置く場所を絞るだけで、スッとまとまりやすい。

奥二重の目は、色が見えにくくなりやすい

色をのせても、目を開けるとまぶたの内側に隠れてしまうことがある。
「塗ったはずなのに見えない」と感じやすい。
色を少し上寄りに置くだけで、見え方が大きく変わる。

二重の目は、色がそのまま出やすい

まぶたの線がはっきりしているので、色もそのまま残りやすい。
少量でも分かりやすいが、広げすぎると派手に見えやすい。
範囲を決めて使うと、落ち着いた仕上がりになる。

 

目の形ごとに、失敗しにくい色の置き方がある

色の見え方が違うなら、置く場所も少し変えたほうがうまくいく。
難しいことをする必要はなくて、どこに色を残したいかを意識するだけで十分だ。

同じ二重の目に同じアイシャドウを使い、左は広げすぎた例、右は範囲を絞った例を比較した目元の写真

同じ色でも、広げすぎると重く見え、範囲を絞るだけで自然にまとまる。
目の形に関係なく起きやすい違い。

一重の目は、色を置く場所を絞る

まぶた全体に広げると、一気に濃く見えやすい。
目尻寄りや、まぶたの中央より少し外側など、「ここだけ」と決めた場所に色を置くほうが落ち着く。
細く入れるだけでも、目元はちゃんと変わる。

奥二重の目は、少し上に色を残す

目を開けたときに、色が見える位置を意識するのがポイント。
下のほうに塗ると隠れてしまいやすいので、まぶたの上側に少しだけ色が残るようにすると、存在感が出やすい。
量は増やさなくていい。位置をずらすだけで見え方が変わってくる。

二重の目は、広げすぎない

色がそのまま見えやすいぶん、範囲を広げると派手になりやすい。
二重の線あたりを目安にして、そこから上に広げすぎないようにするとまとまりやすい。
薄く重ねるくらいが、ちょうど落ち着く。

 

どの目の形でも、これだけ意識すれば大きく外れない

目の形ごとに向き不向きはあるけれど、共通して気をつけておくと失敗しにくい点もある。
ここを押さえておくだけで、細かい違いに悩まなくてもアイメイクは安定する。

最初から濃くしない

どのタイプの目でも、最初から濃い色を広く使うと失敗しやすい。
薄くのせて、足りなければ少し足す。
これを守るだけで、やり直しがほぼいらなくなる。

目頭に強い色を置かない

目頭は色が溜まりやすく、濃く見えやすい場所だ。
ここに強い色を入れると、重たい印象になる。
色は中央から外側を中心に使うほうが、自然にまとまる。

左右を同時に仕上げない

片目ずつ完成させようとすると、濃さがズレやすい。
左右を行ったり来たりしながら、少しずつ仕上げたほうがバランスが取りやすい。

 

まとめ

一重・奥二重・二重では、アイメイクの見え方が自然に変わる。
同じ色を同じように塗っても、残る場所や濃く見える位置が違うだけで、別物になる。

大事なのは、上手に塗ろうとすることではない。
自分の目の形をざっくり把握して、色がどこに出やすいかを知ることだ。
それだけで、無理に盛らなくてもメイクは安定する。

一重なら広げすぎないこと。
奥二重なら見える位置に少しだけ色を残すこと。
二重なら範囲を決めて使うこと。
この違いを意識するだけで、失敗はかなり減る。

形が違えば、色の置き方が変わる。
まずは鏡を見て、自分の目がどんな特徴を持っているかを確認するところから始めてみてほしい。

-こっそり女顔メイク研究所

Copyright© こっそり女装計画〜女装と脱毛と下半身 , 2025 All Rights Reserved.