
リップは、迷いやすい。
色も多いし、質感も多いし、塗り方も簡単なようで良く分からない。
口元なんて小さい場所なのだが、思ったより考えることが多くて難しく見えてくる。
でも、そこまで身構えなくていい。
リップは、少し色をつけるだけで変化が見えやすいし、ズレても直しやすい。
最初から全部分かっていなくても、とりあえず一度やってみるだけで見えてくることがかなりある。
自然に見せたいのか、少し血色を足したいのか。
ツヤがほしいのか、強く出すぎないほうがいいのか。
そのくらいから少しずつ分けていけば、いい方向に向いてくる。
ということで、リップの種類、選び方、塗り方、直し方までをまとめる。
何を買えばいいのか分からない人も、塗ると変になる人も、濃くなったときに焦る人も、目を通していただければ幸いだ。
リップは種類で役割が少し違う
リップといっても、全部が同じ働きではない。
色を乗せるものもあれば、ツヤを足すものもあるし、落ちにくさを強みにしたものもある。
リップスティックは色と質感の軸になる
いちばん基本になるのは、普通のリップスティックだ。いわゆる『口紅』ってやつだ。
赤かピンクか、ベージュか。
ツヤがあるのか、マットか、透けるのか。
口元の見え方を大きく決めるのは、まずここだと思っていい。
リップメイクが初めてなら、最初に買うのはリップスティックからだ。
グロスはツヤを足す
グロスは、色を変えるというより、ツヤを足す役割だ。
口元がうるっと見えやすいし、女子っぽいやわらかさも出しやすい。
そのかわり、広く乗せると口元だけ目立つので、足りないツヤを少し足すくらいの気持ちで使う。
ティントは色が残りやすい
ティントは、唇に色を残しやすい。
飲食のあとや、長時間直しにくい日に強い。
ただ、メイク落としを使っても、すぐには完全に落ちきらない。
メイクをしていたことがバレたら困る人は慎重に使ったほうがいい
リップは何を選ぶかでかなり変わる

種類の次に迷うのは何を選ぶかだ。
色もあるし、質感もある。
感覚だけで選ぶと、同じ色でも自然だったり浮いたりする。
逆に、どんな口元にしたいかを先に決めると、選び方はかなり絞りやすくなる。
色・質感・唇の特徴で見え方は変わる
赤は口元が強く見えやすいし、ピンクは白っぽいと浮きやすい。
ベージュは落ち着かせやすいけど、赤みがなさすぎると血色まで悪く見えることがある。
さらに、ツヤなら口元に光が集まりやすいし、マットなら口の形が見えやすい。
シアーはその中間で、塗り込んだ感じが出にくい。
厚い唇なのか、薄いのか、縦ジワがあるのかでも合いやすいものは変わる。
このあたりは、選び方だけで一回まとめて見たほうが分かりやすい。
👉 女装男子のリップの選び方|色・質感・唇の特徴で変わる見え方
最初の一本は、基準になるものが強い
最初から何本も揃えなくていい。
とはいえ、どうせ1本目を使い切る前に他の色が欲しくなって何本も持つことになる。
それでも、何も知らないうちから何本も買うのではなく、1本使って「もっとこうしたい!」って思ってから買い足せば、次につながる。
まずは、基準になる一本を持つことだ。
その一本で、自分の口元がどう見えるかを知る。
リップは塗る範囲でも変わる
選び方が合っていても、塗り方で見え方はかなり変わる。
同じリップでも、どう塗るかで口元は別物になる。

左は唇全体、右は真ん中だけ。全体塗りは整って見えやすく、真ん中塗りは自然に馴染む
全体に塗ると・・・
唇全体にきっちり塗ると、口元は整って見えやすい。
だけど、口のふちや唇の形もはっきり見えやすくなる。
僕らは口のふちや厚みが見えやすいことがあるので、全体に塗ると口元だけ完成しすぎることがある。
色が悪いわけではないのに口元だけ気になるときは、塗る範囲が広すぎることも多い。
真ん中だけだと、血色を足しやすい
自然に見せたいなら、真ん中だけに少し色を置くぐらいがよかったりする。
中央に色を乗せて、軽く広げるくらいなら、口元に変化は出るのに『塗りました!』という感じは強く出にくい。
ティントを土台にする方法も
ティントを先に薄く入れて、その上からリップを重ねるやり方もある。
これは絶対の正解というわけではないけど、飲食がある日や長時間直しにくい日にはかなり便利だ。
表面のリップが少し落ちても、下に血色が残る。
だから、何もしていない唇に戻りきりにくい。
この使い方は、塗り方の記事でまとめている。
👉 女装男子のリップの塗り方|自然に見える乗せ方と口元の作り方
リップは失敗しても全部落とさなくていい
リップが濃く見えたり、浮いたりすると、全部やり直したくなる。
でも、全部やり直さないほうが上手くいくことの方が多い。
色なのか、ツヤなのか、輪郭なのかを見る
濃いのか。
ツヤが強いのか。
口のふちがはっきりしすぎているのか。
これが分かるだけで、触る場所はかなり絞れる。
何となく直し始めるより、どこを直すか決めてから部分的に触る方がいい。
少し落とす、押さえる、ふちをやわらげる
濃いなら、まず少し落とす。
ツヤが強いなら、表面を押さえる。
輪郭が強いなら、ふちを少しやわらげる。
リップは、アイメイクみたいに全部が崩れるわけではない。
だから、全部落とす前に一回落ち着かせるほうがうまくいきやすい。
👉 リップが濃くなった・浮いたときの直し方|失敗を広げないコツ
まとめ
リップは、色を足すだけの場所ではない。
リップスティック、グロス、ティントで役割も違うし、色や質感で見え方も変わる。
さらに、どこまで塗るのか、濃くなったときにどう戻すのかでもかなり差が出る。
最初に知っておきたいのは、全部を一度にやらなくていいことだ。
一本選ぶ。
自分の口元でどう見えるかを知る。
必要なら塗り方を調整する。
濃くなったら戻し方を考える。
リップは試しやすいし、戻しやすい。
だから、口元で何が起きているのかを落ち着いて見たほうが、結局いちばんやりやすい。
濃いのが怖い、浮いて見える、すぐ落ちる。
そのどれもが、よくある失敗だ。
リップの次にメイク全体を見たいなら、↓こ確認してほしい。
👉 女装男子のメイクガイド|初心者向け基本メイクから女装メイクのやり方まで
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