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女装男子のマスカラ基礎|盛らずに目の印象が変わる『整えるマスカラ』の始め方

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マスカラを軽くつけてまつげの向きを整えている女装男子のイラスト。自然に印象が変わる“整えるマスカラ”のイメージ

女装男子のマスカラは、向きを整える意識を持つと自然に印象に変わる。
まつげは人によって下向きだったり固かったりするので、軽くマスカラをのせるだけでも目元の見え方が大きく変わる。

マスカラって、バサバサに盛るイメージが強いが、実際は気軽に使える。
まつげの向きが少し変わるだけで、目の形まで違って見えることもあるし、手間のわりに変化がわかりやすい。

ビューラーを使うかどうかも、人によって違う。
使わなくても軽くマスカラをのせるだけで雰囲気が変わる人も多いし、時間がない日でも一瞬で整えたように見える。

ということで、盛らなくても『自然にスッと目が強く見える』ためのマスカラの使い方をまとめていく。

マスカラは、まつげの向きをそっと整えるだけで十分

マスカラというと、長さを盛ったり、束を作ったりするイメージが強い。
でも、女装男子が最初に覚えておくとラクなのはそこではない。
まつげの向きが少し変わるだけで目元の雰囲気は大きく変わるし、派手にしなくても印象はしっかり強くなる。

量を盛るより、軽く形を整えるほうが自然だし、失敗もしにくい。
まつげが上を向くだけで光の入り方も変わって、『目が女子になっている』感じに見える。
まずは「長さや濃さで勝負しない」この考え方を持っておくと、マスカラは一気に簡単になる。

マスカラなしとマスカラありを並べた目元の比較写真。右側は薄くマスカラをつけてまつげの向きが整い、自然に印象が強く見えている

マスカラなし(左)とあり(右)の比較。まつげの向きが少し変わるだけで、目元の印象が自然に強く見える

まつげは人によって向きも硬さも違う

マスカラのやり方は「正解がひとつ」ではなくて、まつげの生え方にかなり左右される。
下向きにストンと落ちている人もいれば、ほとんど動かさなくてもそれなりに上を向いてくれる人もいる。
まずは、自分のまつげがどんなタイプかをざっくり知っておくと、どこに力を入れるか決めやすくなる。

下向きで動きにくいタイプ

鏡を正面から見たときに、まつげがほぼ下を向いているタイプ。
この場合、長さよりも「少しでも上を向けてあげること」が重要になる。
ビューラーを使うか、マスカラだけで根元をちょっと持ち上げるか、どちらか一つできれば十分変化は出る。

ほぼ真っすぐでコシが強いタイプ

横から見ると、まつげが前方向にまっすぐ伸びているように見えるタイプ。
カールがつきにくいかわりに、毛一本一本の存在感が出やすい。
強くいじりすぎず、薄くマスカラを乗せて『向きを少し揃える』くらいで止めると、自然に目元が整う。

 

ビューラーは使っても使わなくてもいい

まつげの角度をどう作るかは、ビューラーを使うかどうかで大きく変わる。
でも、これは必須の道具ではない。
下向きの人はあったほうがラクだし、そのままでも動きやすいまつげなら無理に使う必要はない。
自分のまつげがどのくらい動くかで、選び方が変わる。

ビューラーを使う場合の最低限

根元だけ軽く持ち上げる。これ以上はこだわらなくていい。
毛先まで強く上げると不自然に見えやすいし、男のまつげは硬いことが多くて形をつけすぎると戻りやすい。
『ちょっと持ち上がれば十分』 くらいが自然に見える。

使わない場合のちょっとしたコツ

ビューラーを使わなくても、マスカラのブラシで根元を軽く押し上げるだけで角度は変わる。
ブラシを根元に当てて、ほんの少しだけ上にスライドさせる感じ。
それだけで光の入り方が変わり、目元にハリが出て見える。

 

マスカラは『軽くつける』だけでまつげの形がまとまる

マスカラは量を盛るより、まつげの向きをそっと整えるほうが自然に仕上がる。
重ね塗りをしなくても、根元に薄くマスカラが乗るだけで光の入り方が変わって、目元がくっきり見える。
時間がない日でも、これだけはやっておくと一気にまとまる。

薄くなでるだけで十分

ブラシを根元に当てて、毛先へスッと軽く動かすだけでいい。
2〜3回、同じ方向に“なでる”くらいでまつげの形が揃う。
量をつけようとすると一気に濃く見えるので、特に最初は「ついてるか分かる程度」で止めるほうが自然。

繊維入りは変化が分かりやすい

繊維入りのマスカラは、まつげが短めの人でも変化がハッキリ出る。
長さが足されると、一気に「目が強く見える」ので、女装メイクではかなり頼りになる。

ただ、繊維が多いぶん量をつけすぎるとダマになったり、束感が強く出て重たい印象になりやすい。
『軽く乗ったくらい』で止めておくほうが自然に馴染む。
1〜2回なでるくらいで十分変化がでるので、盛りすぎない範囲で使いたい。

繊維なしマスカラと繊維入りマスカラの目元比較写真。繊維入りは自然な範囲で長さが出て、まつげの存在感が軽く強調されている

繊維なし(左)と繊維入り(右)の比較。繊維入りは少量でもまつげがわずかに伸びて見え、変化が分かりやすい

 

やらないほうが自然に見えることも

マスカラは少しの手入れで変化が出るぶん、余計なことを足すほど濃くなりやすい。
最初は手順を増やさず、必要なところだけ触るほうが仕上がりが安定する。
ここだけ外しておけば、どんなタイプのまつげでも大きく失敗することはない。

太く塗りすぎなくていい

量をつければ盛れるけど、男のまつげは束になりやすくて濃いメイクに見える。
軽くついたくらいで止めたほうが、根元の向きがきれいに見えて自然。

束を作る必要はない

女子の束感メイクは可愛いけれど、僕らが最初から狙うと不自然になりがち。
軽く形がそろっていれば十分で、わざわざ束を作る必要はない。

下まつげは最初は触らなくていい

下まつげはにじみやすく、バランスも崩れやすい。
ここに色を入れると一気にメイク感が強くなるので、上まつげだけで整えたほうが自然にまとまりやすい。
上だけでも目元の変化はしっかり出る。

僕は下まつげは『マスカラが触れたか触れないか』くらいの、ごく軽い量だけにしている。
やったとしても、これくらいのほうが自然で、にじみも出にくい。

 

まとめ

マスカラは、盛るメイクではなく『まつげの向きを整えるメイク』として使いたい。
量をつけなくても、根元が少し上を向くだけで光の入り方が変わって、目元がはっきり見える。
ビューラーを使うかどうかも人それぞれで、無理にそろえる必要はない。

軽くマスカラをなでるだけでもまつげは整うし、繊維入りなら少ない量で変化がしっかり出る。
ただし盛りすぎると束になりやすいので、『ちょっとついたかな』くらいで止めておくのがいい。

下まつげも無理にいじらなくてよくて、僕は触れたか触れないかくらいの量だけにしている。
それでも十分に雰囲気は変わる。

マスカラは時間がかからないのに、仕上がりの差が出やすい。
気負わず、軽く整えるつもりで触ってみるだけで、目元はちゃんと変わる。

 

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