
女装をしてみたいと思っても、最初にぶつかる壁はメイクだと思う。化粧品の名前すらよく知らないし、どうやって手を動かすのかも分からない。そんな状態だと「自分には無理なんじゃないか」と感じてしまうかもしれない。
でも安心していい。ここで紹介する流れは、いわば最低限の「女装メイクの地図」。難しいテクニックや高い道具はいらない。
順番どおりにやってみるだけで、とりあえず顔が仕上がって「メイクした女子の顔」になる。
最初はぎこちなくても、誰だって同じだ。鏡の前で何度か試すうちに手が慣れてきて、「こうすれば自分の顔に合うんだ」と分かってくる。そうなれば、外に出る勇気も少しずつ湧いてくる。
つまり、このページは「ゼロから始める人の最初の一歩」。
ここに書いてあることだけでも一通り完成できるし、練習を重ねれば女装で外出できるくらいのレベルに自然と近づいていける。
なるほど。じゃあ今のページ構成に「0スキンケア」をH2として追加しつつ、その下にクレンジングの導入を差し込める形に整えるね。
こんな感じでどうかな?
0. スキンケア
メイクをきれいに仕上げるためには、肌そのものの状態がとても大事だ。乾燥や皮脂のバランスが崩れていると、どんなに上手にファンデや下地を重ねても崩れやすくなる。だからこそ、メイクを始める前にスキンケアをして土台を整えておく必要がある。
ここまでが整ったら、次に考えるべきなのは「落とす」ことだ。
メイクをする前に知っておかないといけないのがクレンジングだ。
クレンジングはただメイクを落とすだけじゃなく、肌を守りながら繰り返しメイクができるようにするための基礎でもある。
1. ベースメイク(下地+ファンデ)
まずは肌を整えるところから始める。
女装なのに土台が男のままだと、どれだけアイメイクを頑張っても「寝不足のサラリーマン」みたいになりかねない。
下地で赤みやくすみをやわらげ、ファンデで毛穴や色ムラを隠す。厚塗りは逆に男っぽさを強調するから、顔の中央から外に向かって薄く広げるくらいでちょうどいい。
詳しいやり方は下のリンク先で解説している。
2. アイメイク
女装の顔を一気に女子っぽく変えてくれるのが目もと。アイシャドウで陰影をつけて、アイラインで形を整え、マスカラでまつ毛を伸ばすだけで、男の顔からだいぶ距離を取れる。
最初は「派手になりすぎた!?」とビビるかもしれないけど、むしろ多少盛った方が写真や外出では自然に見える。男の目は骨格がしっかりしてるから、そのままだとどうしてもキツく見えやすい。
詳しいやり方は下のリンク先で解説している。
3. 眉メイク
眉は顔のフレーム。ここを整えるだけで女子っぽさが一気に増す。逆に、眉を放置すると「眉毛だけ謎の男前」になってしまう。
どんなにウィッグやリップで盛っても、眉だけが濃くてゴツいと「コスプレ感」が出る。
だから最初はペンシルで少し形を変えるだけでも十分。直線でキリッと仕上げるか、アーチをつけて柔らかさを出すかは、好みや顔立ちで選んでOK。
詳しいやり方は下のリンク先で解説している。
4. チーク
チークはほんのり色を足すだけで「血の気のある女子っぽさ」を出せる。逆に入れないと、せっかく女装してても「体調悪そう」って心配されかねない。
男の顔は血色が出にくいから、チークで少し補ってあげるだけで雰囲気が一気に変わる。コツはうっすらにとどめること。
濃く入れすぎると「酔っぱらい」みたいになるし、頬が真っ赤だと逆に男っぽさが際立ってしまう。
詳しいやり方は下のリンク先で解説している。
5. リップ
リップは仕上げの決め手。口もとに色をのせるだけで、一気に「男の顔」から「女子の顔」にスイッチできる。
しかも超簡単。塗るだけでガラッと雰囲気が変わる。
ここを飛ばすと、顔全体がぼんやりして「なんとなく物足りない…」印象になりやすい。
ほんのりピンクやコーラルをのせれば、自然に血色がよく見えて、女装の完成度が一気に跳ね上がる。
最初は派手な赤よりも、日常でも使える自然なカラーから始めるのがコツ。
詳しいやり方は下のリンク先で解説している。
入門編まとめ
ここまでの流れで、ベースからリップまで最低限のステップを押さえることができた。
これだけでも一通りのメイクは完成して、練習を重ねれば外に出られるレベルに近づける。
「女装メイクをやってみたいけど難しそう」と感じていた人でも、ここで紹介した順番だけなら無理なく挑戦できるはずだ。
その他メイク関連情報
入門編でメイクは一通り完成するけれど、知っておくとさらに安心できることや、実生活で役立つちょっとした知識もある。ここではそうした補足的な情報をまとめておく。
コスメ選び
メイク直し
メイクは時間が経つとどうしても崩れる。でも直すのは意外と簡単。
まずティッシュで軽く押さえて余分な油分を取る。そのあとリップを塗り直したり、必要ならファンデを少し重ねる程度で十分。全部やり直す必要はない。「ちょっと直す」くらいの感覚で気楽に覚えておくと安心だ。
詳しいやり方は下の記事を参考にしてほしい。
メイク道具を買いやすい実店舗
女装で初めてメイク道具をそろえようとすると、実店舗に入るのが緊張することもある。
でも、気軽に立ち寄れるお店はいくつもある。ドラッグストアやバラエティショップなら、男女関係なく多くの人が利用していて、目立つこともない。店員も気にしてないから安心して大丈夫。むしろ学生や主婦に混ざって、自分も普通に買い物してる顔で通れば問題ない。・・・のだが、そうはいかない。そんなときオススメの店は、下の記事で紹介しているので参考にしてほしい。