女装をする時、どうしても荷物が多くなる。いや、女装をしない時でも保管をすべき荷物に悩むことになる。
特に冬に使うコートは、体積が大きく保管が大変だ。
保管場所がない人はシーズン毎に泣く泣く整理することになったりする。
そこでユニセックスのコートを取り入れることで、荷物を減らしながらも素敵な女子になれるかもしれない。
シンプルなデザインであるユニセックスのコートは誰でも着こなしやすい。
と言うことで、ユニセックスのコートを活用して女装の荷物を減らす方法と、そのメリット、どこで買えば良いのかを紹介したい。
ユニセックスでは女子っぽさが演出できない?
服にしてもアクセサリーにしても小物にしても、ユニセックスの物は女子らしさを演出するのが難しい。
僕も女装の時は、出来る限りユニセックスのものは避け、完全に女子のものを見に付けている。(男勝りの本物の女子が使用する分にはカッコいいが・・・)
以前、下の記事でも服に関してはユニセックスを避けたい旨を書いた。
確かにユニセックスの服は、中性的なデザインが多く、女性らしさを演出するのが難しいと感じるかもしれない。
だがしかし、コートに関してはユニセックスでも、以下の理由から女子っぽく見せることができる。
シルエットの強調
ユニセックスのコートは、シンプルなシルエットが特徴だ。
このシンプルさが、女性らしさを引き立てる効果がある。ベルトやウエストを絞ったデザインを選ぶことで曲線美を強調し、女子っぽいなシルエットを作り出すことができる。
サイズ展開
特に身長が大きな人にとって、サイズが合うレディース服を探すのは大変だ。
気に入った服に限ってサイズがなかったりする。
コートであれば、少々の融通が利くが、身長が180cmくらいになると選択肢が狭まる。
そこで、ユニセックスであれば男の身長にも対応するサイズがある。
アクセサリーの活用
シンプルなデザインが多いため、スカーフやベルト、ブローチなどのアクセサリーを取り入れやすい。
それによって、女子の要素を加えることができ、女子っぽい印象を作り出すことができる。
思い切った色を選択できる
パステルカラーやピンク、ベージュ、ライトグレーなどは、女子っぽさを演出できる色だ。
男としてのコートを選ぶ時には選びづらい色だし、女装用だとしてもこれらの色は思い切った選択になる。
しかしユニセックスのコートであれば、男が着ても違和感がないように出来ているので選びやすい。
思い切った素材を選択できる
柔らかくて光沢のある素材を選ぶことで、上品で女子っぽい印象を出すことができる。
カシミヤやウール・シルクの素材は、女装用としても買いづらい。
しかし、ユニセックスであれば前述の『色」と同様に選びやすい
以上のようにユニセックスのコートでも女子っぽさを演出することが可能な上に、思い切った買い物をすることができる。
どういうコートを選ぶ?
女装のためにユニセックスのコート選んだとしても、冷静に考えると『男の姿でこのコートは着れないな・・・」なんてなると、男女兼用を選んだ意味がない。そのまま男性の姿でもおしゃれに着こなせることが大事だ。
ふたつの顔で楽しめる万能なコートを紹介する。
トレンチコート
ベルトでウエストを絞ると、ウエストラインが強調され女性らしいシルエットが作れる。
男の普段使いの時は、ベルトを少しゆったりめに締めることで、自然な感じでスタイリッシュに見える。
ビジネスでもカジュアルでも使えるので便利だ。
↓トレンチコートについては以下でも紹介している。
ラップコート
ラップコートもベルトで巻くタイプのコートなので、ウエストをはっきりとさせてくれる。
柔らかな素材やデザインが女子っぽさを出してくれる。
ベルトを締めずに着ることで、男としても自然に使用することができる。
トレンチコートと同様にカジュアルからフォーマルまでシーンに応じて使い。
ウールコート
真冬でも暖かく過ごしたいのならウールコートだ。
シンプルなので、特に意識をしなくても女装時にも男タイムでも使える。
ステンカラーコート
ステンカラーコートは襟が小さめで、折り返しのないコートだ。
シンプルで、シルエットがすっきりしているので男でも女子でも使える万能なデザインだ。
ミリタリーコート
ミリタリーデザインのコートも、ベルトを使ってウエストを絞ることで、女性らしいシルエットができる。
ミリタリーデザインは本来、男らしい印象なので、男として着る場合は、何も考えずに着ることができる。
カジュアルな女装をするのならミリタリーコートなら気軽に普段使いができるので嬉しい。
耐久性も高くアウトドアで使えるので、山ガールや女子キャンのコートとしても使える。
ダウンジャケット(おすすめ度低)
死ぬほど寒い時にはダウンジャケットを着たくなる。
ユニセックスのダウンジャケットはシンプルなデザインのものが多いが、モコモコ感があり女子のシルエットを出すのが難しい。
ファーが付いているダウンジャケットであれば女子らしく見えるが、防寒対策には絶大な効果だが、女装には効果が低いかもしれない。
どこで買えばいい?
ユニセックスで服であれば堂々と実店舗で買える。
多くの種類をゆっくりと選びたいのなら、ネットショップで買うと良い。
レディース服と違い、実店舗でもネットショップでも買えるのでユニセックスの服は買う場所の選択肢が増える。
実店舗・ネットショップのそれぞれでユニセックスの服を買いやすい店舗を紹介する。
実店舗で買う場合
実店舗で買うのなら、以下の店が男でも入りやすく買いやすい。
とはいえ、レディース服しか置いていない店や敷居が高い店には入りづらい。ちょうど良い感じの店を紹介するので参考にしていただきたい。
ユニクロ・GU
幅広いサイズと安い服があり、男の服も売っていて、普段利用する人も多いと思うので店に入りやすい。
無印良品
無印良品も男の服も売っているし、そもそも雑貨がメインなので店に入りやすい。
また、ユニセックスなアイテムが揃っているので選択肢が多い。
ZARA
女装を始める前の僕には縁がなかったので上2つと比べると敷居が高いが、ZARAもメンズ・レディース服が売っているので、店に入りやすい。トレンドを押さえたデザインが多く、ユニセックスな服もかなり多い。
なにより上2つの店と比べると、おしゃれな服が揃っている。
ユニセックスでなく、レディース服を買うときにも重宝する。
レディース服を試着するのはモラル的にあれだが、ユニセックスの服なので堂々と試着ができるので、実店舗で買う大きなメリットとなる。
ネットショップで買うなら
自身の目で見て、試着できるので実店舗で買うのも良いが、ネットショッピングも捨てがたい。
ネットショッピングのメリットは、品揃えと値段の比較のしやすさだ。
Amazonや楽天などで買えるが、コートは特にハズレに当たると悲惨だ。
ある程度、信用できるショッピングサイトで買うのが無難だ。
【SHOPLIST.com】では、ユニセックスのコートが多く売っているので僕的にはおすすめだ。
こだわり条件で『男女兼用(ユニセックス)』を選んでもたくさんヒットしてくれる。
※いつの頃からか、こだわり検索に『男女兼用』がなくなってしまったが、
↓のリンクから飛べば『男女兼用』でフィルタがかかっている状態だ。
男女兼用(ユニセックス)のコート SHOPLIST
通常のレディース服を買うときにもSHOPLIST.comは重宝するので1度覗いてもたいたい。
もちろん他にもたくさんショッピングサイトがあるので、たくさんのショッピングサイトを覗いて一番良いもの・一番安いものを探してみたい。たくさん比較できることがネットショッピングの最大のメリットだ。
以前紹介した↓おすすめレディース服ショッピングサイトも参考にしていただきたい。
ユニセックスのコートを生かすアイテム
ユニセックスのコートは、シンプルで洗練されたデザインが魅力だ。
さらにアイテムをプラスすることで、女子度をさらにアップさせることができる。
ユニセックスのコートにプラスすることで、一気に女子度が高まり女装が楽しくなアイテムを紹介する。
ベルト
ベルトはシルエットを引き締めてアクセントを加えることができる。
ベルトを締めることでウエストラインが強調され、女性らしいシルエットができる。
また、デザインのアクセントとしても機能し、コーディネートに変化をつけることができます。
トレンチコートなどベルトがついているコートには不要だ。
コートでない場合はウエストを細く見せるために細いベルトが良いが、コートの場合は下のような目立つ太めのベルトが良い。
ストールやスカーフ
ユニセックスのコートはシンプルなデザインなので、スカーフやストールをプラスしたい。
その理由をいくつかご紹介する。
アクセントになる
シンプルなユニセックスのコートに色や柄のアクセントを加えることができる。
無地のコートにカラフルなスカーフを巻くことで、全体の華やかさが増し女子っぽさが爆上がりだ。
イメチェンがやりやすい
コートは、カサが高く値段も安くないので複数羽のコートを準備するのは難しい。
しかも、コートは体の多くの部分をカバーするので、同じコートだといつも同じ格好をしているようになる。
そこで、スカーフやストールの巻き方や結び方によって違いを作ることができる。
ルーズに巻いてカジュアルさを出したり、フォーマルなシーンではきちんと結んだりと、スタイルも変えることができる。
コートを毎日変えるのは経済的にも厳しいが、スカーフやストールを変えることは難しくない。
色を変えるだけで雰囲気を、ガラッと変えることができる。
もちろんスカーフやストールの本来の目的である防寒の面でも助かる。
コートだけでは寒さを完全に防ぐのが難しい場合でも、柔らかい素材のスカーフやふわふわのストールを巻くことで暖かく過ごすことができる。
ブローチやピン
スカーフやストールと同様にアクセントを加えて視覚的なポイントができることで、全体が華やかになる。
実は、僕ら女装にとっては大きな効果で、シンプルなコートであれば顔に目線が行きがちだが、目を引くポイントを散りばめることで目線を分散させることができる。
また、ブローチを変えるだけで気軽にイメージチェンジができる。
シューズ
靴となるとコートと関係なく思えるが、コートは体の大部分をカバーするので、靴が大きなポイントになる。
ロングブーツを選ぶとカッコいい女子に、スニーカーを選ぶとカジュアルな雰囲気になる。
さまざまな靴で、いろんな雰囲気を楽しんだり、目指す女子に近づけるような靴を選びたい。
以下も参考にしていただければ幸いだ。↓
まとめ ユニセックスのコートの魅力
ユニセックスのコートは、シンプルで洗練されたデザインが特徴で、余計な装飾がなくいので男の姿でも使用可能だ。
シンプルなデザインだからこそ、アクセサリーや他のアイテムと合わせやすく、全体のコーディネートがまとまりやすい。
男女問わず着こなせるユニセックスの利点
性別に関係なく誰でも着こなすことができるサイズ展開なので、
レディースのコートだとサイズがない場合でもユニセックスのコートなら安心だ。
荷物削減・コスト削減
男としてのコートと女装時のコートを共用するすることによって、保管場所や経済的に助かる。
ユニセックスのデザインは、流行に左右されないので長く愛用できる。
さらに、他のユニセックスのアイテムを取りえれて荷物やコストを削減するアイテムは、
↓で紹介しているので併せてチェックして欲しい。
どんな場面でも使える!
ユニセックスのコートは、汎用性の高く、カジュアルなデニムやスニーカーとも、スーツやブーツなど大人っぽスタイルとも相性が良い。
さらに、季節を問わず使えるデザインが多く、春秋は軽やかなインナーと、冬は重ね着をして防寒性を高めることができる。