女装グッズに限らずネットで何でも買える現在だが、以下のような理由で実店舗で買い揃えたい場合もある
- 実物を見て買いたい
- クレジットカードを持っていない
- 自宅への配送が困る
- お買い物を楽しみたい
しかし、女装グッズを購入するためには、通常女性が訪れるような店に足を運ばねばならず、完全にアウェーな環境での買い物となる。
店に入り、商品を選び、レジに並び、購入するという一連の工程をこなす必要があり、とてつもなく高いハードルを感じることになる。
そんな中でも、少しでも買い物をしやすいお店を紹介したと思う。
実店舗での買い物に踏み出せない人の参考になれば幸いだ。
なお、これらはあくまで僕個人の主観の要素が大いに入っているので、
自身に合った店舗を探すための参考程度にしていただければと思う。
レディース服を買うなら
レディース服や靴などをネットで購入する場合、実物とイメージが違うことがあるため、実店舗での買いたくなる。
とはいえ、男性がレディース服を購入する際には、ハードルが高いと感じるはずだ。
そこで、男性でも比較的入りやすい服屋さんをご紹介する。
メンズも売っているチェーン店
実店舗でレディース服を購入する際の最初のハードルは、店に入ることだ。
しかし、以下のようなメンズ服も取り扱うチェーン店なら、何も気にせず入ることができる。
- ユニクロやGU
- ファッションセンターしまむら
- ジーンズメイト
これらの店舗では、メンズとレディースのコーナーが分かれているが、はっきりとした分かれ目がないため、気軽にレディース服を選ぶことができる。
特にユニクロやGUでは、セルフレジを利用できるため、レジでドキドキする必要がない。
総合スーパーの衣料品売り場
衣食住が揃っている大型のスーパーマケットもレディース服を買いやすい。
(1階が食料品売場がメインで2階に衣料品やちょっとした家電などが売っているようなタイプの下記の店だ)
- イオン
- イトーヨーカドー
- 西友
これらの店舗では、平日の昼間は客が少なく休日は家族連れが多いため、男がレディース服売り場をウロウロしていても違和感がない。
店員もレジ周辺にしかいないため、周りを気にせずに選ぶことができる。
でも、ダサい服しか売っていない店も多い。
商店街のレディース服屋
完全に個人的な意見であるが、商店街のレディース服屋も検討の余地がある。
ただし、地域に密着した商店街よりも、吉祥寺や高円寺、荻窪などのアーケード商店街のような場所が適している。
一度店主に認知してもらえれば、相談に乗ってもらえる心強い味方になる。
上記で上げたチェーン店と違い入るのに鬼勇気がいるし、総合スーパーと違い店主がジロジロ見てくる。
良いことが何もないように思えるが、一度店主に認知してもらえば無敵になれる。
店主が味方になれば、似合う服やサイズの相談にも乗ってくれるし、その店で最も心強い味方がいるので、人目を恐れたり焦ったりする必要がない。
店の前を通る時に、店主の雰囲気をよくチェックしておいて、馴染の店になり得るのか判断したい。
実店舗orネットショップ?
実店舗では、ネットショップと違い、実際に手に取って選ぶことができる。
一人での買い物も楽しいが、女友達や女装仲間と一緒に行くとさらに楽しめる。
普段ネットで購入している人も、実店舗で買い物をする魅力を体験してみてほしい。
ただし、当たり前ではあるが、店にある多くの服は一般的な女子のサイズの服がなかなかサイズが合う服がないことだ。
実店舗で、どういう服を買うかを決めてからネットで買うのも悪くないかもしれない。
女装に便利な服を売っているネットショップは↓で以前紹介しているので気になればチェックしてみてほしい。
メイク用品
メイク用品の購入は、僕ら男にとっては店舗に足を踏み入れることも購入することも心理的なハードルが高い。
だが、以下の店舗であれば、比較的購入しやすいのではないだろうか。
大型・中型の雑貨屋さん
以下のような店舗は、若い女性客が多いため不審な目で見られることもあるかもしれないが、店に入るハードルは低い。
- 東急ハンズ
- ロフト
- 無印良品
- 京王アートマン(ローカルだがオススメ)
特に、グループで買い物に来ている若い女子が多いので、メイク用品コーナーをウロチョロするのは少し勇気がいる。
落ち着いて商品を選ぶのは難しいかもしれない。
番外編・PLAZA
雑貨屋のPLAZAだが、あえて上記の雑貨屋と分けて書いた。
人に言っても理解してもらえることが少ないく、なぜだか僕にとってだけメイク用品を買いやすい店なので番外編として紹介する。
PLAZAは、輸入雑貨とメイク用品を扱っており、わざわざ男が入るような雑貨の種類ではないが、入ってみるとメイク用品をゆっくりと選んでも人の目が何故か気にならない。
新宿や渋谷など大きい街の駅ビルや駅前にあるのでアクセスも良いので便利なのが大きなメリットだ。
ドンキ
買いにくい物でも何故かハードルが下がるのがドンキだ。
化粧品コーナーも充実していて、僕ら男がメイク用品を選んでいても違和感が少ない。
若者向けなので、プチプラコスメからそれなりのコスメが揃っている。
大都会のドラッグストア
僕が最もオススメなのが、大都会のドラッグストアだ。
通常のドラッグストアでも、メイクコーナーは充実しているが、メイクコーナーでウロチョロしていると人目が気になる。
店舗によっては、美容部員さんがいて化粧品を見ていると、声をかけてくる(男だと、多分かけられないが・・・)
しかし、僕が言っているのは『大都会のドラッグストア』だ。
東京以外のことは分からないが、
特におすすめなのが、新宿・渋谷・秋葉原などにある、
1階に薬品等が売っていて、化粧品コーナーが2階にあるようなドラッグストアだ。
2階に上がる時の心理的ハードルは高いかもしれないが、人が少ないため集中して商品を選ぶことができる。
そして、意外と複数の男(しかもおじさん)がいたりする。
その男たちの正体は、中国人だ。おそらく、お土産や帰国後に転売などをするためだろう。(知らんけど)
なので、何も恐れることはない。過半数以上が男という恵まれたケースに遭遇することも多々ある。
そんな場合は、女子の方が少数派なので思いっ切りでかい顔をして、コスメ選びに没頭すべし!
とにかく、他の男性客も多いため、周囲の目を気にすることなくメイク用品を選べる。
もうひとつ、他の店であれば化粧品を選んでても、色んな人に見られている気がして集中できない。しかし他の場所と比べて人の出入りが少ないので、数人いるかもしれない女子に一通り見られると、もう怖いものなしだ。
しかも、ほとんどの女子はソロだ。
あと、2階に上がるハードルが逆に足枷となって、手ぶらでは降りたくない覚悟ができる。
ウィッグを買うなら
ウィッグの価格帯は3,000円から数万円までと幅広いが、安価なウィッグが必ずしも質が低いわけではない。
購入のハードルが低いことだけを重点とした店舗と、購入のハードルを抑えられて品質もそれなりに良い店舗を紹介する。
ドン・キホーテのウィッグは・・・
正直ウィッグをドンキで買うのはオススメではない。
ドンキでは、4,000円以下でウィッグが売っているが、完全に玩具のような品質だ。
他の店舗であれば、同じ価格帯で質の良いウィッグを見つけることが可能だ。
しかし、実店舗での買いやすさにおいては、ドン・キホーテは非常に利便性が高い。
コスプレショップ
街でよく見かけるウィッグ専門店は本格的で数万円する高いものが多い。
しかも、店に入るだけでハードルが高すぎて、僕には不可能だ。
専門のウィッグショップは本格的な製品が多く、数万円する高品質なウィッグを取り扱っていることが多い。
しかも、こういった店舗に入ること自体がハードルとなる。(僕には入店できない)
そこでオススメなのがコスプレショップだ。
コスプレショップであれば比較的に購入のハードルが低く、それなりのウィッグを手に入れることができる。
ただし、店によっては、ピンクやブルーなど特定の色やキワモノ的なデザインで偏りがあることが多い。
品質以上の値段がすることも多々ある。慎重な店選びが必要だ。
良い店を探すしかない
ウィッグの購入にあたっては、総合スーパーや駅ビルに入っている専門店はハードルが高いが、
値段が手頃で入りやすい店を探すか、思い切って入って無理やり馴染みの店にするのも良いかもしれない。
東京(関東圏)の人限定の情報で申し訳ないが、
新宿のオカダヤのウィッグコーナーは、人も少なく買いやすい環境だ。(逆に僕はここしか行けない)
実店舗が難しい場合は
ウィッグは下で紹介する下着の次に、実店舗で買うのはハードルが高い(僕の感覚だが)
そして、上記のとおりハードルが低い店はクオリティが低い。
良い店が見つかるとよいが、そうでない場合は大人しくネットショップでの購入も一つの方法だ。
Amazonなどには品質に問題のある商品も多数あるので、信頼できるブランドを選ぶことで失敗を避けることができる。
以上の情報を参考に、ご自身に最適なウィッグの購入先を見つけてください
ネットで買う場合はAmazonなどにはクオリティに問題があるものが星の数ほどあるので、信用できるブランドを選びたい。
また、↓の記事でも紹介した「ブライトララ」や「ピンクエイジ」などのショッピングサイトでは、品質が保証されており安心して購入することができる。
下着を実店舗で買うのは難しいが・・・
女装グッズの中で最も購入のハードルが高いのは下着だ。
デパートやショッピングセンターの下着売り場に入れるツワモノはいるのだろうか。(いるのなら羨ましい)
僕の女装用の下着は、100%ネットで購入しているため、おすすめの店舗を紹介するのは難しいのだが、いくつかの選択肢をご紹介しておく。
コスプレショップ
コスプレショップには、コスチュームだけでなく下着も取り扱っていたりする。
これらの店舗は男が購入することを前提としているため、購入のハードルは比較的低い。
だがしかし、サイズが合うものを見つけるのは難しい。(ほぼほぼなかったりする)
大人のショップ的な
こういった店も、店に入ったり購入するハードルは高くない。
しかし、機能的ではない下着であったり、派手なセクシーランジェリーなど用途が違う。
しかもサイズが合うものがない可能性が高く、品質と比較した値段も明らかに高い。
セレクトショップ
下着のセレクトショップも一つの選択肢だ。
これらの店舗は多様なブランドや種類の下着を取り揃えており、デパートとは異なり戸建てタイプの店が良い。
こういった店は、ハードルが超高いのだが、一周回って行きやすかったりする。
というのも、客が少なく、店員も少人数(2,3人)だ。
上記で紹介した商店街のレディース服屋さんと同じように、店員と馴染になれば怖いものなしだ。
しかし、馴染みになる最初の開拓が最高難易度だ。
もしかすると、店に入っても男だったら断られるかもしれない。
いや、彼女や奥さんのために買いに来ることもあるので、男の客も断られることはないのかな?(知らんけど)
とにかく、下着を実店舗で買うのは自身の心臓の強さ必須だ。(僕にもこういう馴染の店があったのだが、今ではネットでしか買わない)
大人しくネットで買う選択肢も
実店舗での購入が難しい場合、ネットショップでの購入も検討する必要がある。
と、いうか歌人的には最初からすんなりとネットショップで買えば良いような気がする。
買い物のハードルは当然だが、実店舗ではサイズやデザインの選択肢が狭い。
服やコスメと違い奇異の目で見られるだけでなく、嫌悪感を抱かれることもある。
あらぬ疑いの目で見られたり、入店を断られることもあるかもしれない。
アンダーバストが80以上のブラジャーは実店舗では少なく、85を超えるブラジャーがあったとしてもGカップなど、着けると不自然なカップ数になってしまう。
ネットであれば、ある程度大きめサイズもあるので、大人しくネットで買う方が懸命かもしれない。
ネットで買う場合は、↓も参考にしていただけらばと思う。
カラコンとシリコンパッドはドンキ一択!
ここまでいくつか『ドンキ』というワードを出した。
しかし、ドンキは購入時の心理的ハードルは低いが、種類や品質を考えるとイマイチだったりする。
しかし以下の2点は、ドンキで購入でOKだ。
シリコンパッド
ブラジャーだけでは谷間ができない。そこで寄せて上げることができるシリコンパッドの出番だ。
いってみれば、偽物のヌーブラみたいな感じ。
ドンキでは売っていないが、ヌーブラっぽいシリコンパッドは豊富に売っている。
購入するならドンキであれば買いやすい。
ヌーブラより安いが、数回使うと粘着部分やシリコンがボロボロになったりチギレたりするので使い捨て感覚で購入したい。
少し値段は高いが長く使うなら、ヌーブラの方が頑丈だし、しっかり谷間を作ってくれる。
↓ヌーブラだと超盛れる
カラコン
ドンキは、種類もそれなりに豊富なので、比較的購入のハードルも低い。
カラコンを実店舗で買うには同意書が必要で、かかりつけ眼科などを記載する必要がある。
ドンキでも、同意書が必要ではあるが・・・
ネットで買う場合のショッピングサイト↑で紹介しているので確認してみてほしい。
買い物の時に気をつけること
最後に、上記のような店で買物をする時に気をつけることなどを、いくつか紹介しておく。
店に行くべき時間
たいていの店では、平日の午前中は客が少ない。
店員さんも、開店後のお仕事が忙しそうなので僕らにとっては好都合だ。
お店の立地などで買いやすい時間帯は違うと思う(商業地域は休日の午前の方が少ない)ので、
お店の状況を確認しながら、ベストな時間帯に買い物をするようにしたい。
挙動不審はNG
いうまでもなく挙動不審はダメだ。
他の女性客だけでなく、店員さんにもマークされる。
とはいえ僕のような小心者には人は、どう頑張ってもキョドってしまう。
なので、「病気の妹のために仕方なく買い物してるんだ」と自分に言い聞かせて自分を騙すなど工夫をしよう。
絶対買うという気持ちで!
通常は女子しか入らない店に入るには、とても勇気が必要だ。
せっかく頑張って入ったのに、店内で不安になり何も買わずに出てきてしまうのはもったいない。
「買わなきゃ出られない」と自分に言い聞かせて、早く店を出るために商品選びを頑張ろう。
店に入る前
に買うモノのリストや、買う予定のものがあれば外箱のデザインを事前にリサーチして、
スマートに商品選びができるよう準備しておきたい。