女装メイクで重要なパーツの一つが「眉毛」だ。
しかし、日常生活を送る僕らは、女性のようにメイク前提で眉毛を細く落とすことはできない。
なので、
「眉毛を剃れないのに、書くとさらに濃くなるから必要なくね?」
「眉毛を整えても、そんなに変わらないっしょ?」なんて思っていないだろうか。
また、アイブロウの優先順位を低めに設定してる女装男子も少なくない。
だが、眉毛は顔の印象を大きく変える「鍵」だ。それにそれほど難しくない。
女装をするのに眉毛を触らないなんて損だ。
形や濃さで顔の印象が大きく変わるので、自然で柔らかい印象の眉毛を目指すことがポイントだ。
ということで、眉毛のメイクが必要な理由と、男としての社会生活にも影響が少ない眉毛のケア、アイブロウの基本を紹介する。
特にメイクに慣れていない人は、目を通してみて欲しい。
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女装に眉毛メイクが重要な理由
眉毛は顔の輪郭を整える役割がある。たとえ眉毛が濃かったとしても、整えるだけで顔が引き締まって清潔感がアップする。
女装メイクでは「柔らかさ」が重要
男性の眉毛は太くて直線的であることが多いですが、女装メイクでは「柔らかさ」や「優しさ」を表現するために、眉毛の形や濃さを調整することが大切です。少し整えるだけで、女性らしい印象に近づけます。
眉毛で表情が変わる
眉毛は表情を作る重要なパーツだ。
整えることで、笑顔が明るく見えたり、目元がパッチリと印象づけられたりする。
たった数分の手間で、印象がガラリと変わる。
初心者でも簡単にできる
「眉毛を整えるのは難しそう」と思っている人もご安心してほしい。
ほんの少し眉剃りをして、アイブロウを使えば、慣れていなくても簡単に自然な眉毛を作れる。
眉毛メイクで自信が持てる
鏡を見た時の印象が変わり、メイク全体のクオリティが上がる。顔に一気に女子の要素がプラスされ女装やメイクが楽しくなる。
男女の眉毛の違い
眉毛は性別によって特徴が異なっている。その違いを理解することで、女装において自然な女子っぽい印象を作り出すことができる、と言うことで、男の眉毛と女子の眉毛の特徴と、どうすれば女子っぽい眉毛に近づけられるかをご紹介する。
男の眉毛の特徴
まず男の眉毛の特徴を挙げていく
眉尻が下がり気味
男の眉毛は、眉尻が下がっていることが多く、力強い印象や厳しい表情に見える。女装のためには、眉尻を少し上げることで、柔らかく優しい印象に変えることができる。
眉毛と目の距離が近い
男の眉毛は、目の位置に近い場合が多く、キリッと引き締まって見える。眉毛と目の距離を少し広げることで、女子っぽい優しい印象を作り出すことができる。
直線的でボリュームがある
男の眉毛は、直線的で太くボリュームがある。これも力強い印象が出てしまう。なので、細めで柔らかいカーブを描くことで、繊細な女子の眉毛に近づける。
女性らしい眉毛の特徴
次に女子の眉毛の特徴を挙げていく
眉山が瞳の外側に位置
女子っぽい眉毛の特徴は、眉毛の一番高い部分が瞳の外側に位置することだ。
これにより、顔のバランスが整って優しい印象になる。
全体的に細めで柔らかいカーブ
女子の眉毛は、全体的に細めで柔らかくカーブを描いているので、繊細で優しい印象になる。
眉毛が直線的で太い場合、アイブロウを使って細めのカーブを描くことで、女子の眉毛になる。
眉尻が上向き気味
眉尻が上向き気味であることが女子の特徴で、明るく活発な印象になる。眉毛が下がり気味の場合は、眉尻を少し上げることで、女子っぽい印象に変えることができる。
男女の眉毛の違いのまとめ、調整方法
上記で挙げた男女の眉毛の特徴の違いを考慮して、調整したい。
眉尻を上げる
男の眉毛は眉尻が下がり気味なので、眉尻を少し上げたい。眉剃りやアイブロウを使って、眉尻の位置を調整したい。
眉毛と目の距離を広げる
眉毛と目の位置に近いなら、眉毛の下側を剃って眉毛と目の距離を広げて、優しい女子の印象を作り出そう。
細めで柔らかいカーブを描く
直線的で太い眉毛は、アイブロウを使って細めのカーブを描きたい。
眉頭から眉山にかけて柔らかいカーブを描くことで、女子の雰囲気が出る。
眉山の位置を調整
眉山の位置を瞳の外側に合わせると、女性らしい印象になる。眉山が高すぎると不自然に見えるので、バランスを意識して調整したい。
男女の眉毛の違いを理解し、それに合わせた調整を行うことで自然な女性らしい眉毛を作り出すことができる。
眉尻を上げ、眉毛と目の距離を広げる。細めで柔らかいカーブを描いて、眉山の位置を調整することで、女子の眉毛を目指そう!
眉毛は顔のフレームであり、整えるだけで顔立ちが引き立つ。特に女装のためには、自然で柔らかい印象の眉毛へと整えることで、女性らしい優しい印象を作ることができる。
自分の顔に合った眉形を選ぶ
眉毛の形は顔型によって変わります。例えば、丸顔の方はアーチ型の眉毛がバランスを整え、面長の方は直線型の眉毛が顔の長さを和らげます。眉頭は小鼻の真上、眉山は瞳の外側、眉尻は鼻翼と目尻を結んだ延長線上に位置するのが基本です。
眉毛の整え方
慣れていなくても簡単にできる眉毛の整え方を紹介する。
さらに、男としての日常を過ごすために眉毛をあまり処理できない人にも役立つポイントも紹介するので自分に合った方法で、理想の眉毛を手に入れてほしい。
眉の形を整える
まずは眉の形を整える。
眉剃りや毛抜きを使って、余分な毛を処理します。眉のラインを整えるときは、眉山の位置に注意してほしい。
眉山が高すぎると不自然に見えるので、瞳の外側に位置するように調整します。
眉の長さを調整する
眉尻が長すぎると老けて見えるので、目尻より少し長めに整える。
逆に眉尻が短すぎると、幼く見えるのでバランスを意識して調整したい。眉尻が鼻翼と目尻を結んだ延長線上にくるようにすると、自然な長さになる。
男としての日常も加味した眉毛整え方
男としての日常を過ごすため、眉毛をあまり処理できないこともあるだろう。そんな場合は、以下のポイントを押さえた眉毛整え方が良い。
眉間の毛を整える
眉間の毛を剃ることで、顔全体がすっきりと見えます。眉間の毛を剃るだけでも印象が変わる。
眉尻を少し整える
眉尻の長さを少し整えることで、顔の印象が柔らかくなる。眉尻が長すぎる場合は、目尻より少し長めに整えると自然な印象になる。
眉山の位置を調整する
眉山の位置を瞳の外側に合わせることで、顔のバランスが整う。眉山が高すぎると不自然に見えるので注意したい。
アイブロウで調整する
眉毛をあまり処理できない場合は、アイブロウで調整する方法もある。アイブロウを使って、眉毛の形を整えることで自然な印象を作ることができる。
自然なアイブロウの描くために
アイブロウは、眉毛の形を整え、顔の印象を引き立てる。
特に女装のためのメイクでは、自然で柔らかいアイブロウが女子っぱさをアップしてくれる。
慣れていなくても簡単にできる自然なアイブロウの描き方を解説する。
アイブロウの選び方から描き方のコツ、仕上げのポイントを紹介するので、誰でも簡単に女子を目指せる。
アイブロウのタイプと色
アイブロウを選ぶ際は、髪の色(ウィッグの色)に近い色を選ぶのが基本だ。ペンシルタイプが描きやすく細かい調整がしやすい。
アイブロウの描き方
1. 眉頭は薄く描き始め、眉山に向かって濃くする。細かいストロークで毛流れを意識して描くことがポイントだ。
2. 眉山から眉尻にかけて徐々に細くし、眉尻はしっかり描く。眉尻が尖りすぎないように、少しぼかすと柔らかい印象になる。
仕上げのコツ
アイブロウを描き終えたら、ブラシでなじませて自然な仕上がりにする。僕はこの工程をよく忘れるのだが、やるのとやらないので全然違って見える。
よくある失敗と解決法
眉毛メイクを始めたばかりの頃は、眉が濃くなりすぎたり、左右のバランスが崩れたり、眉尻が尖りすぎたり・・・
眉毛メイクでよくある失敗とその解決法を紹介する。ちょっとしたコツを知るだけで、簡単にリカバリーできるようになる。
眉が濃くなりすぎた場合
眉が濃くなりすぎた場合は、ブラシで軽く払うか、ティッシュで軽く押さえて調整する。これで自然な濃さに整えることができます。
左右のバランスが崩れた場合
左右のバランスが崩れたら、眉頭の位置を確認して鏡で顔全体を見ながら調整する。
眉頭が小鼻の真上にくるようにすると、バランスが整う。。
眉尻が尖りすぎた
眉尻が尖りすぎたら、眉尻を少しぼかして柔らかい印象にすると自然な仕上がりになる。
練習が大切
眉毛メイクは練習すればするほど必ず上達する。練習というより、何度もやってみて自分の顔や好みに合った眉形を見つけることが大切だ。
おすすめアイブロウ商品
アイブロウ選びは、女装を成功させるための重要なステップだ。特に慣れていない人は、使いやすくてコスパの良い商品を選びたい。
初心者でも扱いやすいアイブロウを具体的にご紹介する。
ペンシルタイプ
アイシャドウペンシルは、クレヨンのような形状で、簡単にアイシャドウを塗れて便利だ。ペンシルタイプなので細かい部分にも使いやすい。
発色が良く、長時間キープできるものが多いので、忙しい朝や外出先でのメイク直しにも重宝する。指やブラシでぼかすことで、柔らかいグラデーションを作ることも可能だ。慣れていなくても使いやすく、扱いやすく眉を1本1本細かく描き込むことができる。
具体的なオススメ商品
ぶっちゃけ、アイシャドウペンシルに関して僕的にはあまりこだわりがない。
よく失くすので、間に合せにコンビニで適当に買うほどだ。(たいていは仕事用の筆箱から出てくる)
とはいえ、芯が硬すぎたり合う合わないがある。
ひとつオススメを選ぶとすると、セザンヌの「ブラシ付アイブロウ繰り出し」だ。
1,000円程度で買え、芯が細かいので自然な毛流れを描きやすい。安くて使いやすい。
そして、アイブロウ本体にブラシが付いているので、描いた後すぐになじませることができる。
ナチュラルな色も豊富で、自然な仕上がりを目指すなら、ぴったりだ。
小さくてブラシも付いているので持ち運びにも便利だ。
使い方のコツ
アイシャドウペンシルは、直接まぶたに描いてから指やブラシでぼかすと自然な仕上がりになる。
目頭や目尻にアクセントを加えたり、アイライン代わりに使うことできるので万能選手だ。
パウダータイプ
パウダータイプのアイブロウは、柔らかい発色と自然な仕上がりが特徴だ。パウダーが肌に密着しやすく、重たくならないため、ナチュラルメイクに最適だ。基本的にブラシが付いていて、ブラシを使うことで簡単に均一にのせることができる。
色のバリエーションも多く、自分の髪色や肌のトーンに合わせて選びやすい。
具体的なオススメ商品
ケイトの「デザイニングアイブロウ(パウダータイプ)」は、自然な仕上がりと使いやすさが嬉しい。パウダータイプなので柔らかい発色で、失敗しにくい。パウダーがさらっとして肌に密着してくれるが、重たくならないのでナチュラルな印象を簡単に作ることができる。さらに、コンパクトなデザインで持ち運びにも便利だし、コスパも良く一本で長く使える。
使い方のコツ
パウダータイプのアイブロウを使う際は、まずブラシに軽くパウダーをつけ、眉頭から眉山まで薄くのせていく。
次に、眉山から眉尻にかけて少し濃くのせ、立体感を出し、ブラシで優しくなじませると自然な仕上がりになる。
その他
他にも、毛の流れを整えるのに適している眉マスカラやジェルタイプなどがあるが、慣れてからでよいだろう。
まとめ
「女装にアイブロウは重要ではない」と思っていた人も、この記事を読んで気持ちが変わったのではないでしょうか?眉毛を整えるだけで、顔の印象がガラリと変わり、女性らしい柔らかい表情を作り出すことができます。アイブロウは、女装メイクの必須アイテムです。ぜひ今日からアイブロウを使って、理想の自分に一歩近づいてみてください!