女装に関すること

ウィッグを手抜きメンテでも長持ちさせる方法

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ウィッグメンテナンスの方法。手抜きでも長持ちさせる

女装を楽しんだ後、ウィッグの手入れに憂鬱になったりする。
毛がすぐに絡まって、丁寧にブラッシングをしなければならない。
ブラッシングは丁寧にやらないと毛が抜けるので、死ぬほど時間がかかり面倒臭くなる。
結果、使用後のケアを怠り次の使用時にガッカリするってことないですか?

実は、僕もそうだったのだが、
使用後のメンテナンスを変えてから、使用後に3分のケアをするだけで毎回新品に近い状態でウィッグが使えるようになった。

そのメンテナンス方法とは・・・

と、もったいぶるほど特別なコトではないので、
「それ、普通じゃんよ!」って人が多いとは思うが、メンテナンスで困っている人は目を通して損はないかもしれない。

ウィッグのメンテンナンスは面倒くさい

ウィッグのメンテンナスは難しく時間がかかる

面倒くさがり屋なのに真面目な人は、最初からウィッグのメンテナンスの手抜きをする必要がある。

(几帳面な人にとっての)正しいメンテンナンス方法

ウィッグの説明書や、買った時にウィッグ屋さんもらう紙にメンテナンス方法が書いてあったりする。

  1. ブラッシングでホコリや縺れをとる。(このとき、毛が抜けないように毛先から順に丁寧に・・・)
  2. 洗面器にぬるま湯を張り、ウィッグ用シャンプーを・・・・・
  3. 汚れが落ちるまで何回も押し洗いをし、ぬるま湯で2〜3回すすぎを・・・・
  4. トリートメントを・・・・
  5. タオルで優しく押して水気をとり・・・・・
  6. コーティング剤を塗布し・・・・・
  7. ・・・・・

初めてウィッグを買って、相棒であるウィッグを大切に使おうと、上記のようなメンテナンスをしちゃうと、
2回目、3回目とやっているうちに面倒臭さに気が狂う。
そして何もしなくなる。

それが苦にならないのであれば説明書に通りのメンテナンスでよいのだが、
面倒くさくて何もやらなくなるようであれば、最初から手を抜いたメンテナンスを続ける方が良い。

それでもウィッグのメンテナンスは必要

安いウィッグであれば4,000円程度なので、それほど長持ちをさせる必要はないかもしれない。
同じウィッグを長く持っていると別のウィッグが欲しくなり、長持ちをしたら買い替えのタイミングが難しくなる。
(などと自分に言い訳をして僕は使い捨て感覚で使っていたりした)

しかし、2回目・3回目と回数を重ねるごとに、
逆向いた毛が増えてきたり変なクセがついてしまったり、どんどん状態が悪くなってくる。

長持ちをさせることが目的でなくても、常に良い状態で使うためにメンテナンスは必要だ。

メンテナンスのために準備すべきもの

メンテナンスに必要なグッズ

ウィッグは1回使うだけで毛が絡まったりする。
使用前はもちろんだが、面倒くさいが使用後すぐにブラッシングすると、次回使用時のブラッシングは時間がかからない。
トータルで見ると時間がかからない。
とはいえ、静電気も影響し絡まりが解けてブラシが毛を通るようにするには時間がかかり面倒くさい。

ウィッグ用のブラシ

女装は、荷物が多くなるしお金もかかる。
できることなら、ヘアブラシは自身の髪用とウィッグ用を兼用したいところだ。
なんなら、ラブホのアメニティのブラシなど、あるもので済ませてしまいたい。
しかし、そういったブラシを使うと静電気が尋常ではない。

専用のブラシ

そこで、大切なのは『ウィッグ用のブラシ』を使うことだ。
ウィッグ用のブラシであれば、
静電気が抑えられてブラッシングの時間が大幅に短縮されるだけでなく、ウィッグの毛が綺麗に整う。

とはいえ、ウィッグ用のブラシは無駄に高かったりもする。

 

実はウィッグ用じゃなくてもOK

ネットでは高くないものもあるが、リアル店舗では買いづらいし値が張ることが多い。
そこで、実はウィッグ用のブラシを買う必要はなかったりする。

普通のブラシはプラスチックなので静電気が酷くなるのだ。
ということで、金属製のブラシを選ぶだけで万事解決だ。

 

毛が抜けるのをビビらない

前述のように、僕はウィッグを使い捨て感覚で使っていた。
何故かというと、面倒くさいからだ。

毛が抜けないように丁寧にブラッシングしていると、10分や20分では終わらなかったりする。
それが面倒でブラッシングをしなくなるのであれば、毛が抜けることを恐れずにブラッシングをしたい。

1回仕様で毛が10本20本抜けたところで、見た目に変化はない。
ブラッシングをしないでおくと、毛は抜けないが、変な方向を向いた毛が増えてきて、結局数回で使い物にならなくなる。
2回め3回目と使うごとにビョンビョンと跳ねている毛が増えてしまうのだ。
それであれば、少々強引にブラッシングをする方が、明らかに長持ちする。

僕は、前は長いことかけてブラッシングをしていて、面倒くさいときはしなかったが、
今ではブラッシングの時間に1〜3分程度だが、常に良い状態のウィッグを使えている。

ただ、ブラッシングにはブラシの他に、もう一つ必要な物がある。

ウィッグスプレー

ウィッグをブラッシングするときにスプレーを使うか使わないかで雲泥の差が出る。
スプレーを使わずにブラッシングをするとブラシが通らないが、スプレーをするとトリートメントををしたようにスッと通る。
静電気も抑えられる。

結果、抜ける毛が少なくなり雑なブラッシングでも思い切ってできる。
ウィッグの状態もサラサラの毛が維持できる。
使用後にスプレーとブラッシングをすれば、良い状態を保ててウィッグが長持ちする。
手入れを怠って、傷んでいてもスプレーをすると、かなり改善できる。

スプレーの中身はオイルだ。
オイルと聞くと、ベタベタしそうなイメージだが、乾燥するとサラサラになってツヤも出る。

僕は以前からスプレーは持っていたが、
洗もしないのに何度もスプレーをしてると臭くなるような気がして、毎回は使ってなかった。
しかし、毎回使うことで常に良い状態の毛を保て、毎回キレイなウィッグを使える上、長持ちもするので良いことずくめだ。

使い方は、スプレーを2、3プッシュしてブラッシングをする。
それを数回繰り返すだけなので3分もすれば、使用後の絡まった毛もキレイに元通りだ。

 

別になくても良い

ウィッグのケアになくても良いもの

『絶対にあった方が良い』などと言われるが、実はなくても良いものも紹介しておく。

ウィッグスタンド

ウィッグをウィッグケースに入れて保存するより、ウィッグスタンドで保存した方が良い状態を保てて長持ちするような気がする。
『気がする』というより、折りたたんでケースに入れるより、そのままの形で保存する方がウィッグに負荷がかからないから、そうなのなのだろう。

しかし、ウィッグを折りたたんでウィッグケースで保存したからといって、カタが崩れたり毛に変な癖がついたことはない。
それで困ったことはない。

しかも、ウィッグスタンドで保存するとなると、ケースに入れて保存する10倍以上の容量になる。
こっそり女装を楽しむ僕にとっては、そんなスペースがない。

ただし、汗などで濡れた状態でケースに入れてしまうと悲惨なことになることは想像できる。
使用後、少し時間をおいて汗は乾かしてからケースに片付けたい。
それでよいのではないかと思う。

保管するスペースがある人はウィッグスタンドがあっても良いかもしれないが、
そうでない人は、わざわざ人に見られるリスクやスペースに負担をかけてスタンドで保管する必要はない。

ただ、1,000円以下で買えるのでスペースさえ確保できるのであれば、準備してもよいかもしれない。

 

ウィッグ用シャンプー

ウィッグ用のシャンプーは『なくても良いのも』ではんく、『ない方が良いもの』だと僕は思っている。
正確にいうと『シャンプー』ではなく、『洗髪』自体がしない方が良い。

人毛のウィッグや何万円もするウィッグを使っていて、何年も同じウィッグを使う予定の人や、常にウィッグをつけて生活している人にとっては、シャンプーなど手をかけて大切に使う必要があるかもしれない。

しかし、数千円のウィッグを使っているのであれば、そこまでシャンプーは必要がないように感じる。
いや、むしろシャンプーをしようなんて考えない方がよい。

ただし、基本的に室内で使っての話だ。
室内でたっぷりと運動をして汗をかいたとしても、汗さえ乾かして片付ければ、その後ニオイが気になったことはない。

屋外で使う場合でも、ホコリなどが気になるが、いつもよりブラッシングに時間をかけて毛からホコリを落とすだけで充分でないかと感じる。

シャンプーは1日仕事

ウィッグの洗髪の大変さは尋常ではない。
↓で紹介している記事でも書いているが、ウィッグのシャンプーは難易度が高すぎる。

僕は何度かチャレンジしたが無理だ。
チャレンジしたウィッグの多くは、シャンプーの後、1度も使うことができずサヨナラすることになった。
そうでないものでも、洗うと傷みやすくなり、結局長持ちはしなかった。

余計に痛む

ウィッグ用にどんなに丁寧に洗っても、洗う前と比べると確実に痛む。
そんなことより、頭を清潔にしてからウィッグを被ったり、汗がついたらしっかりと乾かしてから保管することを意識した方がよい。

1日経っても乾かない

ウィッグは乾かない。
人間の髪の毛の比ではない。

直射日光はだめなので陰干しが必要だが、温かい季節の風がある日であっても1日では乾かなかったりする。
かといって、扇風機を当てっぱなしにしていると、風で変なカタがついて使い物にならなくなる。

ドライヤーで瞬殺

そうだ!髪を乾かすのだからアレだ!
と、ドライヤーを使うと一瞬で毛が曲がったり、どうにもできない最悪なことになる。

かといって、遠目からドライヤーを当ててると乾かない。
なので20分30分と連続でしようしていると、ドライヤーが壊れてしまう。(経験済み)

 

ということで、洗うことにはオススメしない。
たとえば、誰かの何かの液体などがかかったりしたら、その最小限の部分だけを洗うことにしたい。
そのために、ウィッグ用のシャンプーを準備するのはアレなので、やはりウィッグ用のシャンプーはいらないのでは?と考える。

メンテナンスが簡単なウィッグ

ウィッグも選びたい

ロングヘアのウィッグやウェーブがあるウィッグはメンテナンスが難しい。
メンテナンスのことを考えるとウェーブがかかったロングヘアは敬遠しておきたい。

とはいえ、メンテンスが簡単だからといって、ショートヘアを選んでしまうと肩など男の要素を隠すのが難しくなる。

長すぎず、短すぎずミディアムボブなどのベストだが、好みの問題だ。
メンテナンスが面倒だからという理由で好きなウィッグを選ばないのは何か違う気がする。

ただ、購入する時に少しだけメンテナンスの考慮もしていたら、後で後悔しなくて済むかもしれない。
ウィッグをどこで買えばよいか分からない場合は↓を参考にしてほしい。

女装をするにあたり、ウィッグは最も重要な要素のひとつではあるが、
メイクをはじめ、時間がかかることが山ほどある。
ウィッグに時間をかけて他が疎かにならないように、上手く手を抜いてウィッグと上手く付き合いたい。

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